エコーが教えてくれたこと〜マトリックス・リインプリンティング in ロンドン8




マトリックス・リインプリンティング in ロンドン体験記7の続きです

-----　これまでの流れ　-----

マトリックス・リインプリンティング in ロンドン体験記

１コア・ビリーフが経験を作ってゆく
～約3年前、ロンドンホリスティック・ヒーリングカレッジで始まった、癒しの旅

２怖い！来ないで！！
～問いかけによるふとした動作がきっかけになって、突然激しい感情が！

３怒鳴り声の向こう側に
～私を本当に怖がらせていたのは誰・・・？

４なにこれ！？
～初めてのEFT体験は、衝撃的すぎて、もー

５強運が連れてきた癒しの旅の始まり
～EFT初体験から3日後、マトリックス・リインプリンティング初体験へ

６見えてきた小さい頃の私
～潜在意識の中に見えてきた、傷ついた小さな私。それは・・・

７助けに来たよ！
～エコーを助けに、マトリックス・フィールドへ

８エコーが教えてくれたこと
～マトリックスでエコーと対話をしてわかったことは・・・　←今日はココです

まとめページはこちら→☆。

エコーとは

マトリックスに入ってゆき、恐怖で固まっている小さな私（エコー）にタッピングをして、やっと話せるようになったら、エコーの口から出てきた言葉は、「あのね、パンツはきたい。。」という、衝撃的なものでした。

-----ここでちょっと、エコーについて解説-----

これまでに何度も出てきた「エコー」ということば。
「エコー（ECHO）」とは、Energetic Consciousness Hologramsの頭文字をとったもの。エネルギー意識ホログラム、といいます。ホログラム、ってスターウォーズとかに出てくる、まるで本人がそこにいるように立体的に見える情報の集積です。

エコーは、潜在意識の中にいる、傷ついて癒されないままでいる自分です。
昨日も書いたように、潜在意識レベルでは、過去・現在・未来といった時間はなくて、常に「いま」です。ですから、記憶からは消えたように見えて、覚えていなくても、傷ついたのが5歳の時だったとしても、癒されないままでいれば、50歳になっても60歳になっても、ずっとその見えない傷を抱えたまま生きていることになります。

そしてその傷が刺激を受けて、痛みを感じる時に、自分ではコントロールできない自動反応が起きます。

私が、だんなさまがちょっと怒鳴っただけで、ビクッ！と身体が反応しちゃってた頃がそうです。

ちなみに、「怒鳴る」というのも解釈です。以前の記事で扱いましたね。
復習にどうぞ
これも解釈だとしたら・・・→☆

マトリックス・リインプリンティングでは、潜在意識の中で傷ついているままのエコーにタッピングをして、感情の解放を行い、その後、癒しをもたらします。

今日これからお話するのは、そのプロセスです。

エコーが教えてくれたこと

「パンツはきたい。。」と大きな澄んだ目で私を見つめているエコーの声を聞いたとき、大人の私は、「そうだったのか・・・」と胸を突かれました。

ちなみに、その時、エコーの目の前で頭の上から怒鳴っていた男の人の声も、なんて言っているのか、その時はっきりわかりました。

「このことを大人に言ったら、酷い目にあわせるぞ！！！」
そう、小さい私は、自分よりはるかに大きい男の人に、頭の上から怒鳴り声を浴びせられて、どうしていいかわからなくて、自分が壊れるのを守るために、防衛本能として、フリーズしていたのでした。これは、トラウマができるプロセスの一つです。

その情景を見ながら、私の頭の中では、

私は、性的虐待を受けていたんだ。
だから男の人が怒鳴ると怖いんだ。。
なんてひどいことをするんだ・・・！

と、思考が忙しく流れます。

しかし私はエコーを助けにマトリックスにやってきました。

その時は、まだ思考の観察を始めたばかりだったので、半分思考に飲み込まれそうになりながら、エコーを見失わないように一所懸命でした。

セラピストのあゆかさんの助けを得て、セッションは進みます。

あ「エコーはなんて言っていますか？」
ゆ「パンツはきたい。。って言っています（泣）」
あ「そうですか。では、パンツをはかせてあげてください」

セラピストのあゆかさんは、感情的ではない、とてもおだやかな声のトーンで、ごく普通に話しかけてきます。何が出てきても大丈夫、という安心感で場をホールドすること。これも、セラピストの大切な役割の一つです。

マトリックスでは、エコーが望むことをなんでもかなえてあげます。そう、なんでも、です。
エコーのそばに近よって、パンツをはかせてあげて、エコーにしてほしいことをさらに聞きます。

ゆ「他にしてほしいことはある？　なんでもできるよ。」
エ「・・・あの人、怖い。あっちにやって」
ゆ「わかった、あっちにやってほしいのね？」
エ「うん。あ、やっぱりグーで殴りたい」
ゆ（あー、私ってお転婆で男勝りだったもんねぇ・・・）←私の思考です(笑)
ゆ「わかった、グーでなぐっておいで」
エ「やっぱり怖いからできない・・・」

エコーが黙ってしまいました。。

エコーが自分でアイデアが出せないそんな時は、アイデアを出したり提案したりします。

ゆ「じゃあ、どうしたい？誰か他の人に助けてもらう？」
エ「うん」
ゆ「誰に来てもらおうか。誰に来てほしい？」
エ「あのね、だんなさんに来てほしい」
ゆ（え？？？　だってまだ会ってないでしょ？）←またまた思考炸裂です。

大人の私の思考は、論理的に、5歳の子どもの自分は、まだだんなさまに出会っていないから、そんなことおかしいよ、って思っちゃったんですね。

だけど、これは違います。

潜在意識はいつでも今。過去・現在・未来はないので、エコーが言うことには、実は何の矛盾もないのです。

私が思考でぐるぐるして、迷っている様子が顔に出ていたのか、セラピストのあゆかさんが助け舟を出してくれました。

あ「エコーはなんて言っていますか？」
ゆ「・・・だんなさんに来てほしいって言ってます（でもー、でもーと心の声）」
あ「そうですか、じゃあだんなさんに来てもらってください」とサラリ。
ゆ「（はっ！と思考から抜ける）わかりました。」

マトリックスでは、意図すれば、すぐに叶います。

なんとー、だんなさまがマトリックスに入ってきました！

続きます。

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