さてさて、大変お待たせしました!
私の癒しの旅のスタート、マトリックス・リインプリンティング in ロンドン体験記
今日から再開します。

----- これまでの流れ -----

マトリックス・リインプリンティング in ロンドン体験記

1コア・ビリーフが経験を作ってゆく
~約3年前、ロンドンホリスティック・ヒーリングカレッジで始まった、癒しの旅

2怖い!来ないで!!
~問いかけによるふとした動作がきっかけになって、突然激しい感情が!

3怒鳴り声の向こう側に
~私を本当に怖がらせていたのは誰・・・?

4なにこれ!?
~初めてのEFT体験は、衝撃的すぎて、もー

5強運が連れてきた癒しの旅の始まり
~EFT初体験から3日後、マトリックス・リインプリンティング初体験へ

6見えてきた小さい頃の私
~潜在意識の中に見えてきた、傷ついた小さな私。それは・・・

7助けに来たよ!
~エコーを助けに、マトリックス・フィールドへ ←今日はココです

まとめページはこちら→☆。


マトリックスに入ってゆく

EFTでタッピングをしながら、潜在意識を降りていった先に見えてきた、
大人の男の人に怒鳴られて、カキーンって固まっていた、幼い頃の私。

ジャンパースカートを着ていて、その男の人を見据えたまま、怖くて固まって動けなくなっています。

デモセッションを受けているここは、ホリスティック・ヒーリング・カレッジの授業を行っている、ロンドンの教会の中。だけど、私の意識は、はるか昔の幼いころの自分を見ています。

周りには、20名を超える同期生たちが、クライアント役の私と、セラピスト役のあゆかさんをぐるりと取り囲んで、セッションの様子を見守ってくれています。

ここからいよいよ、恐怖で固まって動けなくなっている幼い頃の自分を助けに、潜在意識の中に入ってゆきます。

前回の記事でも書きましたが、マトリックス・リインプリンティング(以降MRと表記します)とEFTの大きな違いは、タッピングをする対象が異なるということ。

EFTでは、セラピストは、クライアントさんに対してタッピングをします。

MRでは、クライアントさんがマトリックスフィールドに入ってゆき、現在のクライアントさんが、過去の傷ついた自分(エコーと呼びます)にタッピングをして、エコーの感情を解放してゆきます。

だから、MRのときは、クライアントさんはけっこう忙しいのです☆

-----ここでちょっとマトリックスについて解説-----

「マトリックス」とは、量子学の世界では「量子フィールド」と呼ばれるものです。

量子論の父と呼ばれるマックス・プランクは、1994年「我々が生きるこの物理的世界の青写真(Blue Print)を創りだす「マトリックス」と呼ばれるエネルギーが存在する、と言い、世界を驚かせました。

プランクは、「宇宙に存在するあらゆるものの根源であり、またすべてをつなぐエネルギー・フィールド(知性的マインド)がある」と述べ、これを「マトリックス」と呼びました。

この集合無意識とも言える、エネルギー・フィールド(マトリックス)に対して、個個人のフィールドをローカル・フィールドと呼びます。
個人の潜在意識であるローカル・フィールドには、個人特有の、身体、記憶、思い、感情、行動、習慣、くせなどが情報として貯蓄されており、マトリックス・リインプリンティングでは、マトリックスの情報を書き換えることにより、恒久的な癒やしをもたらします。なにげにすごいセラピーなのです☆

私がこれからお話をしてゆく、マトリックス・リインプリンティングで体験したことも、まさにこの通りでした。では、お話に戻ります。


助けに来たよ!

潜在意識の中で恐怖で固まっている幼い私は、40年以上前の自分です。
だけど、その時に受けた衝撃や、その出来事によって生まれた思いや心の傷は、私のローカル・フィールドに保管され、潜在意識には現在・過去・未来の区別がなく、全てが現在なので、その情報を書き換えない限り、ずっとその傷の痛みを感じ続けています。もし3年前ロンドンでMRを受けていなかったら、今も男の人が大きな声で怒鳴るのを聞く度に、原因不明の心の痛みを感じ続けていたでしょう。

MRでは、クライアント自身が、傷ついた過去の自分を助けに、マトリックスの中に入ってゆきます。

話をロンドンの教会の一室に戻して。

セラピスト役のあゆかさんが私に問いかけます。

「小さなゆかさんは見えていますか?」
「はい」
「では、これから小さなゆかさんを助けに行ってあげてください」

セラピストのあゆかさんの声に従って、大人の私が、怖くて固まっている幼い頃の私のいる場に入ってゆきました。

これは、実際にセッションを受けてみるとわかることなのですが、目をつぶって、記憶のイメージの中に入ってゆくときは、単なるイメージ遊びではなくて、はっきりと自分が違うフィールドにいることがわかります。

セラピストの仕事は、クライアントが常にマトリックスにいられるよう、クライアントがエコーと同一化しないように変化を観察しながら、必要な助けを行い、安心安全な場をホールドすることです。

そして、イメージの中で、大人の私と、幼い私が対面しました。
といっても、幼い私は、頭の上から怒鳴っている男性を凝視しながら、恐怖で固まって動けなくなっているので、私がいることには気がついていないようです。

そこで使うツールがタッピング。
恐怖で固まっている小さい私(以降エコーと呼びます)に、大人の私がフレーズを言葉にしてタッピングしながら、彼女の恐怖を解放してゆきます。

まずは、これから向き合おうとするテーマをセットアップフレーズにして3回。
「大声で怒鳴られて体が固まるくらい怖いけれど、あなたは守られてるよ」

それから、感情を引き出すリマインダーフレーズを。
「怖い」「怖い」「怖い」「体が動かない」「体が動かない」「こないで」「こないで」「こないで」

この「こないで」というのは、初日の問いかけのワークの時に、だんなさんがペットボトルを落として「ばかやろう!」と怒鳴る声を聞いた時に、とっさに浮かんだ言葉と同じですね。。 私は、だんなさまの後ろに、その男の人を見ていたのです。

こちらのエピソードです。まだ読んでいない方はどうぞ。
2怖い!来ないで!!
~問いかけによるふとした動作がきっかけになって、突然激しい感情が!

そこで起こっていたこと

そんな風にして、恐怖で固まっているエコーにタッピングを続けていたら、少しずつ彼女の体がゆるんできました。
そして、やっと、こちらに首を向けてくれました。

よかった・・・と思って、
「私はおとなになったあなただよ。助けに来たよ」と伝えて、
「何かしてほしいことはある? なんでもできるよ」と伝えたら、エコーが小さな小さな声で、私に向かってこう言いました。

「あのね。。パンツはきたい。」

その言葉を聞いて、私は初めて、その場で起こっていることが何だったのか、知ったのでした。
そして、驚きとともに、静かな涙が流れ始めました。

続きます。

癒されるってどういうこと?

ロンドンホリスティック・ヒーリング・カレッジでの私の癒しの旅の始まり体験記。
これから先のエピソードを書くのは、私にとってチャレンジなことでもあります。

だけど、今はもう癒やされて、やっと完了したことなので、書くことができています。
癒される、ってどういうことでしょうか?

それは、過去の辛かったり悲惨だったりした出来事を思い出しても、思い出す度に感情が波立ったり苦しさが蘇ったりしなくなる、ということ。
私がMR(マトリックス・リインプリンティング)で得られた一番大きなギフトは、そのことです。

これから先の描写は、結構ヘビーな場面もあるけれど、その先には癒やしが待ってるので、どうぞ一緒に癒やされてくださいね☆

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