法廷遊戯先行 舞台挨拶中継23.11.5① | Kaito & Passion

Kaito & Passion

King&Prince髙橋海人くんに出会えたしあわせと共に時を刻む
Kaito Takahashi fan blog

本なら読後感というものがあるが

映画ではなんと言ったらいいのだろう。


とにかく心と体共に

こんな状態でエンドロールを迎えた映画は

かつてなかった。


昨日の海人くんの言う

《廉の過去イチ》

廉くんが一番好きだという歌詞

《きれいな嘘で抱きしめるから》


永瀬氏(急な他人行儀。いやでも敬意を込めて)

過去作すべて見たわけじゃないけど

海人くんにまるっと同意。


そして永瀬氏指摘の歌詞。

これもう、芯を食った発言というか、

後程書きますが

この作品そのものであり、あまりにも清冽。

結果素晴らしかった、なにもかも。


🖤🖤🖤以下、映画の内容に触れています🖤🖤🖤

💛💛💛 ご 注 意 願 い ま す 💛💛💛


冒頭に歯磨きのシーンあり。

実生活の永瀬氏の磨き方なのか、まずはこの点非常に気になる私🪥(かつてはそちら方面)


二子玉に着用衣裳を見にいらした方々が、スーツのシルエットが細いと話題にしていましたが

胸の辺りはむしろゆとりがあって一寸驚きました。


撮影時期は昨秋と聞いていますが

映画を実際観て思うのは


清義の心情はこれでもかと揺さぶられるし

他方永瀬氏は考えること感じること

大いにあった時期でもあるんだろうな

心身共にえぐられちゃうよなと


一観客が生意気ではありますが

それくらいガツンとくるシーンを演じておられます。

スーツに余裕が出てしまうのも

これはやむなしかと感じ入った次第。


父健在、幸せな家族旅行の馨一家(匠海くん家族)

が見るきれいな朝日が上る湖、

えっまさか「愛し生きること」のあの山中湖?

ちょっとこれ確認取れなかったんですけど

そうだとしたらすごいなって

背中がゾクっとしました。


戸塚純貴くんもかなりエキセントリックな

ロースクール生で、ギラつき感からの悲哀がさすが。


花ちゃんはもーう怪演としか!

怪演って簡単に片付けたくないけど、

怪演としか言い表せない。

やっぱり只者ではない女優さん。

絶賛という名の賞賛をお届けしたい美鈴でした。


筒井道隆くん。彼はどうしても「くん」付けですね。

諏訪が舞台の朝ドラ、かりん

あすなろ白書、君といた夏、王様のレストラン。

王道青春ものから三谷幸喜作品まで

好青年役のオールラウンダーだったあの筒井くんが

今回匠海くんのお父さんという

大切な役どころですが、キーマンとして品がある。

実直な警察官を味わい深く好演、正にナイスミドル。

(あ、戸塚くんがいるからじゃありませんよ笑)


さて、肝心の永瀬氏…


これはもうスクリーンでご確認、

しっかりと目撃して頂きたい清義の生き様を。

特に最後の接見室がすごい。美鈴もだけど。

咬筋の動きでさえ演じられるの、驚愕でした。

清義として確かに心が動いている様子が

見て取れました。


愛し生きることが流れ、いよいよエンドロール

ですが…


曲の間中、ずーっと胸が苦しかった。

ドキドキがいっこうに止まらない。


それは「愛し…」の歌詞を知り尽くしてることも

今となっては一因かもしれず。


先に触れた「きれいな嘘で抱きしめるから」は

この映画であまりに大きな意味を持つし


そう思い始めると、実に歌詞の一言半句に

全く別の意味が生まれることに気づき

新しい風を受けた帆のように

歌が舳先を変えて走り始めてしまうのです。


「保たれたバランス」は、あぁそうか

「閉じ込めて鍵かけた」はあのことで

「孤独の雨」はこのシーンかと思い当たれば

「違う誰かを遠ざける」哀しみを

直視せざるを得ない。


エンディングから歌になっても

胸の鼓動が早いままなのは

歌詞が胸に迫って

清義たちの苦しみをありありと感じてしまうから。

そんな風に響きました。


◆永瀬廉登壇


司会は荘口彰久さん。大ベテランですね。


生中継が全国119館と説明を受け、1会場に200人として…と計算を始める永瀬氏。


ヤバっ。すごっ。


荘)三連休の最後に法廷遊戯を選んで頂いて…


世は連休とは知らずにいた永瀬氏。

番宣に出たものも続々OAされて、今の感想…


毎日ワクワクしますね。

今日5ってことはあと5日で。

もうワクワクしてますね。


◾清義について


美鈴と馨との(3人の)距離感が大事になるなと

思った。 

台詞が難しくなってくるなというのと

裁判の傍聴にも行きました。

役づくりしてる間はわりと楽しみだった。


◾共演者について


花ちゃんは初めましてで嬉しかった。

北村くんとは再共演。再共演という機会はなかなかないから嬉しい。


◾クランクイン・クランクアップ


クランクインは僕が一番最初でしたよね?

(お客さんは誰も知らない訳でそのことに気付き笑)


お墓参りのシーンでスーツを着ててチャック開いてた。

いや、そういやあ今マジでパッと降りてきました。

アレってむっちゃ開いてた。

クランクインの瞬間開けたままインするところだった。

普段はチャックでなくボタン。

閉めるのが大変だから、ボタンを留めたまま(履きにくいけど)上げたりしてる。

なのでチャックを上げ慣れていないとのこと。


クランクアップは中学生のシーン。髪短い。

車両を貸し切っていてミスれない。

時間が決まってるからピリピリ。

撮りきれないとリスケは大変だから、ちゃんと撮れた。


◾大変だったシーン


洞窟のシーン。何時間もいて昼か夜か分からない。

寒かったし。背景としてはきれいだけど。

匠海くんのシーンが押していて、外で待っていた。

星がきれいで写真も撮った。めちゃくちゃ覚えてる。

坂道のスロープでおにぎり食べて。


花ちゃんとは待ち時間は距離を取っていた。

美鈴との接見室。だんだんお互い阿吽の呼吸でうまくいく(距離を取るのが)ようになった。


カップラーメンのシーン。考えてきたプランとまったく違う指示が出ることがある。知らない人(大森南朋)だからといって怯える、怖がる芝居は要らないと監督に言われた。


《つづく》