明石市認定、あかし子育て応援企業 ゆうべファミリー治療院の夕部良枝です。
「本当は・・・
できれば、薬はつかいたくない」
小学1年生のあとぴっこの言葉です。
でも、1年生あとぴっこは、この本当の気持ちをパパやママには「言わない」選択をしています。
パパとママに言いたくないんです。
何故だと思いますか?
あとぴっこが「痛い」と言えば、パパとママが「この子に、こんな痛い想いをさせたくない」と言い、
あとぴっこが「痒くて眠れない」と言えば、パパとママは「この子の学校生活に支障が出るかもしれないことをさせたくない」と言い、
あとぴっこが「洋服にくっついて着替えるのが辛い」と言えば、「この子にこんな辛い想いをさせたくない」と言い、
パパとママが「この子を楽にしてやりたい」と言います。
待って、待って、待って。
【言葉】に振り回されないで欲しいんです。
ただ
痛い、痒い、眠れない、辛い
って自分の感じていることを表現しているだけなんです。
その言葉の最初には「今」が付いているはずです。
「今」痛い。
「今」痒い。
「今」眠れない。
「今」辛い。
「今」がそうなだけで、未来もずっと痛くて、ずっと痒くて、ずっと眠れなくて、ずっと辛いことが続くのでしょうか。
痛みも、痒みも、眠れないことも、辛いことも解決する方法を、自分自身で考えて何か行動することを子どもが自ら選択するとは思いませんか?
そもそもあとぴっこは、今感じていることを素直に正直に話しているだけで、パパとママにどうにかして欲しいって思っているのでしょうか。
パパとママの気持ちがザワザワしたり、気持ちが揺るがされる出来事があったときは、思い出して欲しいんです。
そのアトピーは、
誰のアトピー?
誰が治すの?
誰が感じていること?
そのことを忘れて、パパとママが代わりにアトピーを何とかしようとすると、無意識のうちに
『あなたは自分の力では乗り越えられない』
って、言葉じゃない言葉を言ってるのと同じなんです。
佐藤小児科の佐藤美津子先生の治療法は、
・タンパク質が豊富な美味しいご飯を食べること。
・子どももママも夜ぐっすり眠ること。
・自分で自由に掻かすこと。
・子どもの目や表情を見ること。
・アトピーを気にしない。
・たくさん遊ぶこと。
この治療法は、ありのままのお子さんを無条件で受け入れて、お子さん自身を無条件で信じる力を育んでくれると、わたしは感じています。
だって、自分で上手に掻けるようになったこと、
一人で寝られるようになったこと、
ご飯をいっぱい食べて、汗をいっぱいかいて元気に遊べること、
褒めると、どの子もとても誇らしげな表情をします。
自分の不快を自分で取り除けることは、生きる力にも、自己肯定感が高くなることにも繋がるんだなって子ども達を通して知りました。
だから、子どものアトピーは子どもの課題なんです。
子ども達は、アトピーから色々な経験と学びを得ているんです。
親御さんのこともとても良く観察しています。
だからこそ、1年生あとぴっこ、パパとママには何も言わない親孝行な子なんです。
どうか、アトピーをお父さんとお母さんの課題にしないで。
お子さんのアトピー。
治すのはお子さん。
この子は大丈夫。
この子を大丈夫だと信じるご自身を、親御さんには信じて欲しいのです。
そう信じて、ただ、美味しいご飯、いっぱいつくってあげてください。
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「本当に楽になりました」と、感想を続々といただいています(^^)
ありがとうございます!
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