職場で読み聞かせ。 |     タロットはなうた

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夏休み。日中 小学校1年生から3年生を午前7時半から午後6時半まで預かります。

それはそれは長い一日です(笑)


お昼ご飯を食べた後 横になって体を休める時間を30分程度設けています。

夏休み初日、その時間が退屈な様子だった子ども達。


それなら 横になって耳だけ傾けられるようなお話を読んであげようと思いました。


昨日読んだのは『世界でいちばんやかましい音』。

息子の教科書を持って行って読みました。



この本ではなく、息子(5年生)の教科書に載っているこのお話のレビューです。絵は朝倉めぐみさん。

15分くらいのお話。
音読の宿題で息子が読むのを聞いて 面白いなぁと思いました。
小学校の読み聞かせに使うには少し長いです。

ですが、職場の小学校1年生~3年生のお昼寝の時間に 絵を見なくても耳だけでお話を楽しめるようにと朗読したら 1年生もしっかり聞いてくれました。

世界でいちばんやかしい音はどんな音なのでしょうか?
結末は意外な方向へ進んでいきます。
清涼感のある終わり方です。

5年生の教科書に載っている15分程度のお話は 1年生には辛いかもしれないなぁと思いましたが、お話が面白いこと、寝転がって聞き流せることから 実行しました。


昨日 読んだ後、やっぱり少し長かったかなぁ?と思っていましたが、今朝 1年生の女の子に「今日も読んでね!」って言われたので 「あぁ、お話を待っていてくれる子もいるんだなぁ。」と思って 今日もまた同じ時間に読みました。


今日は絵本。

でも絵を見なくても大丈夫な絵本です。

むしろ少し残酷なところがあるので 絵を見ないほうがいいかも?と思いました(笑)


『うさぎのみみはなぜながい』。



メキシコの民話だそうです。
色みの少ない、版画や切り絵を思わせる素朴な絵。
10分くらいのお話です。

うさぎの耳はなぜ長いのか?
その理由と経過が語られていきます。
動物と神様が出てくるので 子ども達も物語に入りやすいかなぁと思います。

1年生から3年生までの集団に読み聞かせしました。
終わった後1年生がわらわらと寄って来て 再度絵本をめくって読んでいました。
少し残酷な表現がありますが、昔話と一緒で子ども達はお話として聞き流すようです。

レビューに書いてある通りの反応でした。

普段はぎゃあぎゃあ言ってますが(笑) 結構お話を聞くのが好きな1年生がいるんだなぁと思いました。


これからも折に触れて読んであげたいと思います。