湯浅醤油や金山寺味噌の歴史を勉強するにあたり、広島県福山市の安国寺さん
開山は、心地覚心(法燈円明国師)が1270年に金宝寺として始まったようです。
心地覚心(法燈円明国師)が関わったお寺だと、
金山寺味噌と醤油の発祥に関わりのある発見が有るかもしれないと思い訪問させていただきました。
ここには、心地覚心(法燈円明国師)の木造が、おられました。
和歌山の興国寺にもそっくりの像が有りますが、一般公開されていないのですが
ここでは、目の前で拝見することができます。
素晴らしいお顔で、和歌山の木造と瓜二つでしたのでびっくりしました。
現在は、足利尊氏により安国寺(臨済宗妙心寺派の禅宗)として創建されたようですが、
心地覚心(法燈円明国師)は、健在です。
和尚さんを尋ねたら、快く受け入れていただき、私が和歌山から
心地覚心(法燈円明国師)さんを追いかけてきた経緯を説明しました。
すると、心地覚心(法燈円明国師)さんは、中国から尺八(楽器)を持ってきたのですが
その演奏する人達の会を法燈会と呼んでいます。(和歌山にも有ります)
ここにも存在して、金山寺味噌を造って配っていたそうです。
その話を聞いて、やく800年間守られてきた伝統に心を打たれました。
今では、尺八の演奏する人が減ったので法燈会は行っていないと残念がっていました。
金山寺味噌も扱いは無くなってしまったようでした。
そこは、残念がっていました。
それから、会社に戻り通常の仕事をしていたら、
住職から1本の電話が鳴りました。
私が帰った後、いろいろ考えた結果ですが、
お寺の行事ごとに金山寺味噌を使いたいと言ってくれました。
もうれしい話で、心地覚心(法燈円明国師)さんに
お礼を
和歌山と広島をつなぐ大きな関係を築けた気がします。
素晴らしい!
瑞雲山臨済宗安國寺始健於鎌倉時代的1270年代、最初為金寶寺。