
こんにちは、すっかり冬・・・

今日のいちまいは、冬のイラストです。
「友達」同士の絵を描きたくなって描いてみました。
今日は、記事のタイトルに「昔話」が入っていますが
これは、以前「りん君とおひさまとしゃぼんだま」 の絵本の記事でもご紹介した、

りん君のおじ様である鈴木さんが
この間、「伊豆の昔話」というCDを2枚、送ってくださったのです。
そのCDには、話者をされていた
鈴木とみさん、鈴木猛夫さん、岡本きよさんが昔話を語り継ぐ声が録音されています。
鈴木とみさん、猛夫さんは、鈴木さんのご両親。
鈴木さんが子供の頃に聞いていたお話、声そのものを私が今の時代に
聞かせていただいている訳で
とても貴重な時間だと思いました。
CDをかけてみると、あたたかみのある方言で
今の時代の「絵本の読み聞かせ」の感じとは全く違って
お話の中に、物語がとけ込んでいるという感じ。
なんだか、本当に
おじいさん、おばぁさんが体験された事を
そのまま聞いているという気持ちになるのです。
こういう語り口調で昔話を聞いたのは初めてで
よく知っている「桃太郎」でさえ、別のお話に聞こえて新鮮です。
なんだか、自分が囲炉裏を囲んでお話を聞いているような
タイムスリップをしたような気持ちで聞きました。
3人の話者の方、それぞれに個性があって
お会いしたことがないのに、声だけで
そのお人柄にも触れたような気持ちになりました。
知らなかったお話もたくさんあって、語り口調とともに想像をふくらませ
なんとも豊かな時間です。
鈴木さんは、この「伊豆の昔話」を残していこうと録音をCDにしておられます。


<陶器灸の鈴木はり灸院>
「伊豆の昔話(1)」
「伊豆の昔話(2)」
そして、今日
この昔話のことを地方局のラジオでゲスト出演!お話されるそうです。
↓
12月13日(木)
FM放送ボイス・キュー(77.7Mhz)番組は12:00から14:00放送の『素敵な街角』。
鈴木さんの出演は12:10から12:25の予定です。
内容は『CD伊豆の昔話』について。昔話採集で伊豆を歩いたときの話
これからそのときの昔話をCD化したいことなどについてお話します。
ボイス・キューはローカルなFM局です。
...三島市、沼津市、函南町、伊豆の国市の方は電波が届くと思います。
サイトは12月11日の『素敵な街角』の記事です。
☆りん君の絵本をきっかけに、鈴木さんとはFBや、お便りでたくさんお話をさせていただいて
大切な出会いとなりました。
そして、この間、りん君に描いた絵を届けてくださり

文章を書かれたりん君のおばぁさん、文子さんから
お手紙と、手作りのお餅をいただきました。
「りん君のうた」という歌詞も。
りん君は、お日様の下で遊べないけど、だからこそりん君が感じ取れる景色があって
それを言葉にして、おばぁさまに伝えているのですね。
おばぁさまは、そのひとつひとつに心を動かされて、絵本に描いたり、歌にしたり。
子どもにとって、自分の感じたこと全部を
うん、うんと聞いてくれる大人が側にいる事が一番幸せなことだと思うんです。
今回の昔話のCD、そしてりん君の絵本や歌詞。
共通して、大事なことを教わりました。
伝えること、残すことの大切さ。
うん、うん、と誰がか自分の想いを聞いてくれる幸せ。
「自分が生きている」というのは、誰かの中に自分の想いが存在しているということ。
そのために、私も絵を描いて、こうしてブログも描いて
日々、少しづつでも自分の足跡を残しているのかも。
友達のtomoさんから始まり、鈴木さん、りん君、文子さん。
ご縁が丸くつながり、うれしいです。
静岡の伊豆、いつか行ってみたい街ができました。

おっと!この写真を載せたかったのです↓
文子さんの手作りお餅。きな粉付き。
こんなにおいしいお餅は食べたことない!ってくらい美味しかったです。
ご馳走様でした
