連休前に、お届けした絵をもうひとつご紹介します。
この絵の中のお二人は、中学時代からの親友のご両親です。
友達から、お父様の還暦のお祝いに
ご両親の思い出の写真を元に絵を描いてほしいと連絡がありました。
友達のお父様とお母様、私は学生時代からお世話になって
よく知っています。
お父様には、友達の結婚式の日に久しぶりにお会いしました。
お母様は、もう10年以上前に天国へ。
私が、友達と出会ったのは中学一年生。もう、20年も前です。
休みのたびに、お家にお邪魔していました。
チャイムを鳴らすと出迎えてくれるのはお母さん。
友達のお母さんは、私に初めて会った日から、中学、高校、社会人・・・
最後に会った日まで、いつもずっと明るく優しい笑顔で
私を迎えてくれる人でした。
その笑顔を見ると
「ひまわりみたいに笑う人やなぁ。私も、こんな風に笑う大人になりたい。」と感じました。
もうお会いできないというのは、とても悲しいことなのですが
その人の笑顔が、私はとても好きだったので
思い出すと、やはりあたたかいのです。
そんな想いから、山登りが好きだったという思い出の写真を
忠実に、私のタッチも入れさせてもらって絵を完成させました。
この絵を発送して、一週間。
友達が還暦祝いに里帰りをした足で、私の場所まで会いに来てくれました。
絵を受け取ったお父様、「ゆうちゃんが描いてくれたんかぁ!」と
とても感激して、すぐに私にお手紙を書いてくれたとのこと。
その手紙を受け取り、私が感激しちゃいました・・・

あの笑顔は、絵で描ききれないほどですが
「おばちゃん、こんな顔で笑ってたなぁ」と想いながら描く時間は私も
幸せな嬉しい時間でした。
友達と、友達の娘さんと、私と娘で
まだ八重桜が残る公園へ。(写真は私の娘だけですが)
人懐っこくて、明るい性格の友達の娘さんを見ていると・・・
「やっぱりおばちゃんの孫やなぁ」って思いました

桜の木の下で、笑ってる私たち。
天国からは、よ~く見えたでしょうか
