ニッケルフリー
ニッケルを使っていない ということです。
純度が100%のプラチナはPt1000と表記します。
プラチナの色を変えない他の金属を混ぜて硬くするために
混ぜる割合で 数値が 950、900、850と低くなります。
日本ではリングなら950~900が主流。
チェーン系の制作物は850も多くあります。
プラチナの割がね(ワリガネ)はパラジウムが主流なので、
プラチナ製品に対してニッケルフリーという表現は私も初めて聞きました。
パラジウムはニッケルや亜鉛、金銀銅の精製の時の副産物なので・・・
もしかしたらニッケルフリーと書いたのか?
とても不思議です。
私としては、その店にその辺を確認したいと思いますよー!
皆様、分からない時には遠慮しないで店員さんに質問をしてください。
それに答えるのがプロの仕事です。
もしも、濁すようならば、信用ならない店。
と、捉えても良いと思いますよ。
その店員さんが分からなければ、分かる方が出てきて答えてくれます。
身体に関わる問題ですので、遠慮は厳禁です。
見た目がプラチナっぽいので使われるようになった
ホワイトゴールドの場合にはワリガネにニッケルやパラジウムを入れるので
ニッケルフリーという表記はあるとおもいます。
なぜならニッケルは昔から貴金属の割がねとして使われていましたが
昨今では、アレルギー原因の金属と認知されており
メーカーによってはニッケルと使わないものも作っております。
また、合金の金属の物などですと、表面鍍金の下地としてニッケルを使います。
そうするとニッケルアレルギーの人などは反応する場合があるんですね。
なので、鍍金にニッケルを使っていないというアピールのために
ニッケルフリーと表記します。
あぁ、でも、やはりプラチナの販売でニッケルフリーって・・・
聞いたことが無いです。
アレルギーの人が気になるので、質問が多いのかしらね?
だから、そのように記述したという事は考えられます。
余談ですが、プラチナより金が安かった時代には
貴金属ジュエリーの地金をプラチナにすると、当然価格が上がります。
しかし、ホワイトゴールドにしたならば、少し抑えられます。
そんなこともあり、ホワイトゴールドのモノが増えて行ったのですが
(プラチナのシャープな色味より、ホワイトゴールドの方が暖かな白さを感じるので人気もありました)
ここ10年くらいは、金の方が高騰してプラチナの方が安くなるという
逆転劇が起こっていますので、
もしかすると、プラチナは買い時かもしれません。
資産性のある、レアメタルなのは間違いないですから。
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