ママが一緒に楽しみながら

子どもの能力と可能性がみるみる育つ

家庭教育法アドバイザー松岡ですニコニコ

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実は、日本語って

使ってるだけで頭が良くなる言語

だって知ってましたか?

 

 

日本語が英語と違う大きな点は、

てにをはが単語の役割を決める

というところです!

 

 

『てにをは』とは助詞のことですが

この助詞があるから日本語は

単語の場所が入れ替わっても

意味を成すんです。

 

 


例えば、こちらの文

私は昨日学校で彼にチョコレートをあげた。

 

単語を入れ替えます。

   下矢印

昨日彼に私はチョコレートを学校であげた。

学校で昨日チョコレートを私は彼にあげた。

私はチョコレートをあげた彼に昨日学校で。

 

通じますよね!

これは日本語に助詞があるから

できることなんです。

 

 

でも、英語はそれができない言語です。

 

英語は単語を並べる順番が決まっています。

 

~英語を組み立てる順番~

1-主語(誰が)私は

2-動詞(どうした)話した

3-目的語(誰に/何を)友達に秘密を

4-方法(どうやって)手紙で

5-場所(どこで)学校で

6-時間(いつ)昨日の数学の時間に


 

さっきの文を英語にすると

I gave him a chocolate at school yesterday.

 

単語を一つ入れ替えてみる

   下矢印

I gave a chocolate him at school yesterday.

 

私はチョコレート学校で昨日あげた。

という変な意味になってしまうんです!

 

 

また、意味が通じるだけでなく

印象さえも変わるのが
日本語の凄いところ!

 

 

例えば、

子どもにこう聞いたとしましょう。

 

「今晩ハンバーグとうどん、どっちがいい?」

   

「ハンバーグ良いよ」

 

と言われてキレたことがあります(笑)

 

 

 

「ハンバーグいいな、でしょ!?」

って(笑)

 

 

 

思春期の息子にはいちいち面倒くさいと

煙たがられましたが、ここは大事なところ!

 

自分が思ってもみなかった

言葉の受け取り方をされて

人間関係にヒビが入ることだって

考えられますからね!

 

 

こんな風にたった1文字違うだけで

ニュアンスが変わる日本語。

 

海外の人にはこのニュアンス=空気感を

理解するのはかなり難しいと思います。

 

 

他にも、

 

先生の松岡です。

 

先生の松岡です。

 

これも空気感が違いますよね。

 

前者は、「松岡先生」であることを

強調しているのに対し、

後者は、「私が(そうである)」

ということを強調しています。

 

他にも、長い文章になってくると

同じ助詞が重なることがあります。

 

 

急な依頼がされない限り

祝日に出社しないことにしています。

 

 

同じ助詞が一文に3つ以上入ると

意味は通じるのになんだか気持ちが悪い。

 

こういう文章になった時には

思わず助詞を変えますよね。

 

   下矢印

私は急な依頼をされない限り、

祝日に出社をしないことにしています。

と言う感じでしょうか。

 

日本人は普段からこれらを

感覚で当たり前に

やってるんですよね!

 

 

 

 

英語をなぜ学ぶのか?

と聞かれたら、多くの人は

 

受験で必要だから

海外へ旅行しやすくなるから

外国人と会話できるから

 

そんな風に答えると思いますが、

実は英語を学ぶことで自分の母国語と

比較できるようになるんです。

 

つまり、

英語を学ぶと日本語がより深く

理解できる!

 

海外へ出ると日本の良さが分かるのと同じですね。

 

 

雰囲気まで細かく伝えることができる日本語。

 

そんな感覚も私たちは日本語に触れながら

培ってゆくんです。

 

 

まさに空気を読むとか

行間を読むとか

日本人ならではだと

思いませんか?

 

 

 

頭の中で考えてるとき、

使っている言語は日本語です。

 

 

言葉が思考に影響を与えています。

 

 

以前、バイリンガルの友人に聞いた時、

英語を話す方が楽だと言っていました。

 

 

単語を並べるだけだから。

YesやNoをハッキリ

意図を明確に伝える文化だから。

 

 

でも、日本語はそれとは全く異なって、

空気感まで伝える文化を持っている。

複雑なことを脳内で処理してる私たち!

 

 

せっかくそんな言語を

母国語としているのだから

日本語を疎かにしないためにも

様々なジャンルの絵本や本を

取り入れることをおすすめします。

 

*詩

*昔話

*古典作品

 

 

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切れた文芸作品は、無料で
インターネット上で読めますよ!

 

 

 

~おまけ♡~

 

なぜ日本語の助詞を『てにをは』と

呼ぶのか?

 

それは、漢文の訓読の際に付けた符号である

乎古止点(をことてん)から由来しています。

 

平安初期から室町時代頃に使われていた

乎古止点。

 

漢字の四隅にある符号のことで、

それを左下から右回りに読むと、

『テニヲハ』になるんですよ♪

 

 

 

 

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