ママが一緒に楽しみながら

子どもの能力と可能性がみるみる育つ

家庭教育法アドバイザー松岡ですニコニコ

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絵本の読み聞かせ、誰のためにしてますか?

多くのお母さんが、絵本の読み聞かせは

子どものためにしていると答えると思います。

 

私がお伝えしている超読み聞かせでは、

絵本を一冊読むだけではなく

そこから知識や情報を膨らませ

話をもっと広げて対話することで、

子どもだけでなく大人の教養の幅も広がります。

 

続けていて実感するのは

子どもとのコミュニケーションの時間が

私自身の学びにも気づきにもなっている

ということです。

 

 

そして、学び直すのは

知識だけではないんです。

 

子どもとの心の交流があるからこそ

忘れていた昔の自分を思い出し、

自分自身を育て直しているような

不思議な気持ちになります。

 

 

昨夜、中1の娘と読んだ

向田邦子さんの「ねずみ花火」。

 

向田さんのこれまで出逢った

既に亡くなっている人たちとの思い出が、

ねずみ花火のようにふいに小さく火を吹き上げ、

あっちこっちへ飛び爆ぜる...

そんな人が物思いにふける様や、

過去に想いを馳せるふとした場面が

まざまざと浮かび上がってくるお話です。

 

 

これをそのまま読んだだけだと

「へ~。向田さんはそういう時代に生きてきたんだね」

「ふ~ん。色々な人の死があったんだね」

こんな風に表面上だけの理解で、

話を書いた人の想いまで感じ取ることはないでしょう。

 

 

でも、話の中の情景が浮かぶような

読み聞かせをすれば

子どもの年齢に関係なく

自分の感性で

何か感じ取るものがあるんです。

 

 

それには、子どもの理解力を助けるため

読み手であるお母さんのほど良い導きが必要です。

 

ぜひお母さんには

プリリーディングと言って、

子どもに読み聞かせする前に

下準備をしてもらいたいんです。

 

プリリーディングとは、前もって読む

ということです。

 

 

そんなに難しいものではありません。

 

それに、最初慣れるまで多少時間がかかっても、

慣れてきたら息するようにちゃちゃっとできるように

なりますのでご安心を!

 

 

 

プリリーディング・ステップ①

本に目を通し、

知らない言葉の意味や固有名詞を調べる

 

向田さんのお話の中ではそんな単語がてんこ盛り(笑)

 

唐子…中国風の服装や髪型をした子ども

面差し…顔つき

DDT…昔シラミ退治などの予防に頭からかけた殺虫剤

 

大人はなんとなく分かっているものでも

子どもに伝えられないものは調べておくとことで、

より深く子どもの理解を深めることができます。

 

また、読み聞かせ中に話を中断せずに済むので

子どもの集中している姿勢や好奇心を

遮断せずにすみますよ。

 

 

 

プリリーディング・ステップ②

子どもが興味をもちそうな箇所があったら

それに関係するような情報を調べておく

 

文中に、

『ウェイトレスや看護婦さんや、

ユニフォームを着て働く人々を見るたびに、

この下には、一人一人、どんなドラマを

抱えているかもしれないのだ、

十把ひとからげに見てはいけない、と

自分にいいきかせている。」

という個所があって、

 

娘は最近学校の制服を着たくない病で、

「私服もOKにならないかなぁ~」

とぼやいていたから

制服について調べました。

 

 

 

制服の始まりと移り変わりや、

 

 

それぞれが思う制服の意味。

 

 

娘が気になってる今が、旬のテーマ!!

ただ「制服が嫌だ」にとどまらず

ポジティブな面もネガティブな面も知りながら

自分の気持ちをもっと深く感じられたと思います。

 

 

答えはなくてOK!

結論もいりません!

 

大事なのは、知ることで

自分がどう感じるか考える。

そして言語化できると

より思考が整理されます。

 

 

 

他にも、本を先に読んでおくメリットは

読み聞かせるときに

子どもがどこに反応したか

親が余裕をもって観察できることですね。

 

 

 

最後のポイントです!

 

プリリーディング・ステップ③

あれもこれも伝えようとしなくてOK!

 

お母さんがやり過ぎるとみんな疲れます(笑)

疲れると長続きしません!

 

超読み聞かせは教えるのが目的ではなく、

本を活用して

思考を促し

自ら考え

アウトプットする

この流れを

お母さんとの楽しいコミュニケーションの中で

自然と育むことにあります。

 

 

嬉しいのは、こんな風に読み聞かせをしていると

大人も一緒に知識が幅広くなるし

子どもとの対話で

自分という人間をより深く

知ることができることです

 

知ることでこれまで信じ込んでいた

無意識の固定観念も

考えも柔軟になっていきます。

 

それに伴って、私の心の反応も随分変わりました。

 

 

「こんな風に私も

お母さんに気持ちを聞いてもらいたかったな」

 

幼い頃の私は忙しく働く母にそう思ってたんですね。

 

でも、母の立場も分かってたから言えなかった。

 

そう思ってた自分の気持ちさえ

蓋をしてしまって気付くことさえなかった。

 

実はその寂しい想いって

大人になった今でも残ってたんですよね!

 

 

でも、こうして自分の娘と

読み聞かせの時間を持つことで、

子どもの時の自分の気持ちを癒し

知識や智慧ももう一度吸収してます。

 

読み聞かせは子どものためだけに

とどまらないんですね!

 

忙しいお母さんにこそおすすめです。

 

 

 

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