こんにちは!訪問ありがとうございます。
昔から伝わる、女性の身体性と暮らしの知恵を橋渡し、豊かな暮らし伝えるスペシャリストとして、活動中の竹田祐子です。
「子ども達へ笑顔を!読み聞かせボランティア」の子育て応援Roomで、
おむつなし育児座談会をやりました。
2006年より、「赤ちゃんにおむつはいらない〜失われた身体技法を求めて〜」という研究に関わり、その研究の結果から、今では、おむつなし育児と呼ばれ、
おむつなし育児研究所まで立ち上がり、現在は、私自身、おむつなし育児研究所研究員となりました。
その経緯もあり、今では、おむつなし育児の講義やセミナーなど依頼がきたときは、話をさせてもらってます。
熊本市内ででも、私がおむつなし育児の話をする、講座やセミナーをするということはやってきましたが、おむつなし育児とは何か、なぜおむつなし育児がいいのかということはわかっていても、みんなで分かち合う場というのが、ありませんでした。
そういう場がありませんか?と聞かれたりするのですが、水俣、八代、玉名にはあったりするけど、熊本市内で定期的でやってるところが、ありませんでした。
これはやるしかないかしらって思ってた矢先に、今回、子育て応援Roomのオープン!
その中に、月に2回「おむつなし育児座談会」を入れてもらうことにしました。
2016年9月2日(金)に第一回開催しました。
今まで講義で話したりはしてましたが、お母さんの話がメインというのは、
ほとんど聞いたことなかったので、私自身もとても有意義な時間でした。
参加者は、7名。
生後1ヶ月半の子から2歳までの子ども達が、7人。
みんなとっても可愛くて、穏やかな子ども達でした。
私の話を聞いたことあるママだったり、実際にやってるママだったり、
おむつなし育児をみんな知っていて、広がりを感じていました。
排泄は、人間が、もともともってる能力です。食べることができるようになる、一人で寝れるようになる、それと同じで、排泄も小さい頃は周りの大人の手が必要だけど、
外で排泄することをしていると、ある時期になれば、子どもは一人でできるようになる。
それを講義などで話すと驚かれますが、やってるママ達は、そのことは言葉にしなくても感じてることなんだとわかります。
ママ達の悩みはさまざまでした。
やってみたんですけど、タイミングがわからないんです。
おまるを買おうかどうしようかと考えてます。
夜起きるのが辛いので、夜どうしてますか?
布おむつのうんちを洗うのが、ちょっと大変です。
いつから始めたらいいですか。
どんなおまるがいいですか。
パンツに変えたがいいですか。
嫌がるときはどうしてますか。
などなど、それぞれが質問が出てきて、それを私が答えるのではなく、
みんなで考えたり、先輩ママが教えてくれたり。
目の前にいるこの子が、どのように排泄を気持ち良くできるかということ、
おむつなし育児って、おむつを外すことが目的じゃないんですよね。
赤ちゃんが心地よく、機嫌よく、幸せに過ごせること。
おむつなし育児をやってるお母さん達は、自然とわかっていってる気がします。
子育てに答えはないです。
それは、ママと赤ちゃん、家族の中で、関係性の中でそれぞれの答えがあるからです。
おしっこする時、うんちする時が、なんとなくわかる=この子のことがわかるとなる、
そこから自信がつくんだと思うのです。
だから、排泄はコミュニケーションなのです。
何も話さない赤ちゃんのことがわかったら、楽しくてたまらない!
おむつなし育児が広がったのはこういうこと!
座談会やってよかった〜と本当に思いました。
参加した方から、
実践してる方のいろんな話が聞けてよかった。
モチベーションがあがったので、やってみます。
交流できることが嬉しかった
というような言葉をいただきました。
おむつなし育児も、昔から伝わる身体の知恵のひとつです。
だからこそ、私が講義することは、あくまで今までの結果から考察した理論であるだけです。
やはり、母から母へ、女性から女性へ伝わることが、本来の姿なのではないかと
思うので、こういう場ができることは、大切と痛感しました。
次は、9月23日に開催です。
またいろんな方が来てくれると嬉しいです、お待ちしてます。