日時:2024年1月15日
 
コース:金山林道登山口⇔展望台⇔宇霊羅山⇔馬の背
 

           (岩手県)
 
 岩泉町の旧JR岩泉駅付近・岩泉橋から見上げる、要塞のような宇霊羅山です。今年も暖冬のようで市街地には雪は有りませんでした。岩泉橋の延長線上が宇霊羅山の展望台ですので、この後稜線に登った時、展望台から旧JR岩泉駅付近を俯瞰してみます。※宇霊羅山は、日本三大鍾乳洞の一つとされる龍泉洞の真上にそびえる石灰岩質の山です
 
 金山林道脇の作業道分岐に、宇霊羅山登山口の標柱と案内板が有ります。4年連続して1月に来てますが、今年は金山林道と登山口付近には全く雪がないです。手前に車を停めて登山口から作業道?を歩きます
 
 登山口付近から見上げる宇霊羅山の岩壁です。登山道は右の方から巻いて岩壁の上に出ます
 
 登山道(作業道?)を進むと程なくして登山道(左)と古い建物への道・作業道?(右)の分岐です。左側の登山道へ進みます。※分岐道標の下に、雲表倶楽部が2024年3月発行する「岩手百名山」のPR看板が有りました
 
 山腹を巻く平坦な登山道脇に「カヨウナ」の表示板が有りました。「カヨウナ」と言われても私は今年も通って来ました。※カヨウナとは、この場所に遊びにいった子どもが行方不明となったことから「通うな」に由来しているそうです。(岩泉町HP)
 
南斜面の登山道は、日当たりが良いので雪は有りませんでした
 
 正面に岩壁が迫って来ますが、岩壁を巻くように登ります。なお急坂になった岩場の登山道にはロープが有ります
 
 急登を登りきると、尾根コース(左・白線)とふなくぼコース(右・赤線)に分かれますが程なくして合流します。今回も尾根コースを登りに使い、ふなくぼコースは帰路に歩きます
 
  尾根コースの稜線に出ると一部東側が開け、昨年登った缺山(かけやま)と赤穴が見えました。また缺山の鞍部に太平洋が見えるようなのでズームで見てみました
 
 断崖絶壁の際を歩く尾根コースですが、雑木が有り大展望は期待できません
 
 合流地点で振り返り見る、ふなくぼコース(左・黄色線)と歩いて来た尾根コース(右・白)です。ふなくぼコースは下山時に使います
 
 ふなくぼ分岐付近に「今年の干支」の竜のようなオブジェ?が有りますので、今回も立ち寄りました。この直下には日本三大鍾乳洞の一つとされる龍泉洞が有るので、もしかしたらこの竜?は宇霊羅山と龍泉洞の主なのでは、と勝手に思ってしまいました?
 
尾根道の北側に雪が残って続いています
 
 尾根道に開けた箇所が出てくると、展望台の説明板が有りました。このコースの全ての道標、説明板には英語、ローマ字が併記されています。標高は低いですが、外国人も多く登る山になったのでしょうね
 
 尾根の展望台(小窓)から俯瞰する南東側の岩泉の市街地と、9年前に登ったメンズクメとオンズクメ(毛無森)などです。岩泉には宇霊羅山はじめ変わった名の山が多いですね。なお宇霊羅山とは、アイヌ語で霧のかかる山とのことです(岩泉町HP)
 
 尾根の展望台(小窓)から南側を俯瞰すると、岩泉の市街地と登山前に宇霊羅山を見上げた旧JR岩泉駅と岩泉橋が見えます。本当に展望台は橋の延長線上ですね。また背後の山は9年前に登ったメンズクメとオンズクメ(毛無森)などです
 
 尾根の展望台から望む、白い(石灰岩)岩壁と岩泉の市街地です。南西側遠くは冬季(2020.12)に登った堺ノ神岳と3年前の春(2021.4)に登った高崎山などですが、その背後の早池峰は雲の中で見えませんでした。堺ノ神岳をズームで見てみます
 
 ズームで見た堺ノ神岳をさらにアップします。山頂の岩峰が分かりますね
 
 展望台で休憩をした後は山頂へ行きますが、宇霊羅山の頂稜は東西に長い尾根で痩せ尾根が続きます
 
宇霊羅山の山頂手前から眺める、北東側に対峙している明神山です
 
 4年連続で訪れた宇霊羅山(600m)山頂です。山頂には「幸せの黄色い鐘」と「お賽銭箱」、数多くの山名板などが有ります。また北東側の樹林間に黒森山と明神山が見えます。この後(馬の背)まで行ってみます
 
 北西側(音床山方面)への尾根道の途中に有る「馬の背」です。付近を探索した後は、ふなくぼ分岐まで往路を戻ります
 
 宇霊羅山の山頂から往路を戻りますが、途中歩いていない「ふなくぼコース」を歩き下ります
 
 
 当日観た岩手のイヌワシ
 日の出直後の朝焼けした雲を眺めていると、遠くの雲の中でイヌワシが飛んでいます
 
 イヌワシは日の出前から飛んでいたのでしょうか?。まだ陽が差していないので、イヌワシは遠くて暗くてシルエットにしか撮れません
 
 
宮城県の冬景色とクマタカ(1月14日)
 雪が少なく白くない泉ヶ岳とハクチョウの群れです。※1月15日からの降雪で泉ヶ岳は白くなりました
 

 1月14日に宮城で観たクマタカです。ペアが木に仲良く止まって居ました。よく見るとクマタカの顔が怖いですね

 

サルが木に登っていました

 

 1月14日の夕方「どんと祭」から帰宅すると日没後の西の空に三日月と土星が接近していましたので、ズームで見てみました。自宅庭から眺めた月は三日月ですが、地球照で丸い月の輪郭が分かりますね