「白波五人帖」 | 日光暮らし四季折々

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東京生まれ、東京育ちの私が、2013年に夫と二人で栃木県日光市に移住してまいりました。この地での四季折々の暮らし、仕事や趣味のこと、たまに病気のことなど(2度のがん経験者です)、そして大好きな奥日光について綴ります。

山田風太郎「白波五人帖」読了しました。

 

作者といいネタといい、絶対面白いはず、と思って

読み始め、やっぱり面白かったです!

歌舞伎でお馴染みの白浪五人男。

彼らの末路と最期がそれぞれ描かれます。

 

とくに面白かったのは、弁天小僧と南郷力丸のお話。

二人が江戸城で、牢で大暴れ。

ドキドキハラハラしました。

そして迎える最期はとても切なくて、思わず涙。

やっぱり弁天小僧は立ち腹を切るのだなー。

歌舞伎の「浜松屋」そっくりの場面には、ニヤニヤ

しちゃいました。

 

実は私、若いころから歌舞伎が大好きで、高校性のころに

観た「三人吉三」で一気に菊五郎と黙阿弥物のファンに。

以来ずーっと、菊五郎劇団の黙阿弥物を見続けて

いましたが、一番のお気に入りは「白波五人男」

弁天小僧なんです。

もう何十回も観ています。

台詞もほとんど覚えているくらい。

なのでこの本を読んでいたら、ワクワクしました。

懐かしくなったので、うちにあるDVDを観よう!

 

 

 

 

それではまた!