マイケル・ボンド作「くまのパディントン」読了しました。
翻訳された松岡享子さんが先日亡くなられ、新聞やテレビの
報道を見て、そういえば読んだことないな、と気づき、
図書館で借りてきました。
パディントン駅で出会ったブラウン夫妻の家に
住むことになった、くまのパディントン。
行く先々で大騒動に巻き起こまれる、というか
大騒動を巻き起こす。
駅で、デパートで、劇場で、海で…
ハチャメチャになるんだけど、なんとか収束する物語が
面白いです。
パディントンも可愛いんだけど、なんといっても
ブラウン夫妻と子どもたちが、私には魅力的でした。
とっても優しいんですよ~
パディントンのことを心配し、守ろうと一生懸命で、
一緒にハラハラしてしまいます。
イギリス、ロンドンの雰囲気がたっぷり味わえる
作品でもあります。