「華氏451度」 | 日光暮らし四季折々

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東京生まれ、東京育ちの私が、2013年に夫と二人で栃木県日光市に移住してまいりました。この地での四季折々の暮らし、仕事や趣味のこと、たまに病気のことなど(2度のがん経験者です)、そして大好きな奥日光について綴ります。

レイ・ブラッドベリ「華氏451度」読了しました。

 

本が禁制品となった未来を描いた作品。

本を焼き尽くす仕事「昇火士(ファイアマン)」の主人公。

ふとした出会いから疑問を抱くようになり、徐々に

変わっていく彼が巻き込まれていく怒涛の展開に驚く。

本も家も人間も、燃える、燃える。

そんな世の中が恐いし、次々と危機的状況が続いて

ヒヤヒヤしながら読み進めました。

 

終盤は一転、静かな雰囲気の展開。

そして一瞬で終わる戦争。

記録し、記憶すること…

 

いろんなことを考えさせられる作品でした。

 

この作品、映画化されているんですね。

いったいどのように…?と気になるところです。

 

 

以前から気になっていて読んでみたかった作品、

やっと読めてよかったです。