レイ・ブラッドベリ「華氏451度」読了しました。
本が禁制品となった未来を描いた作品。
本を焼き尽くす仕事「昇火士(ファイアマン)」の主人公。
ふとした出会いから疑問を抱くようになり、徐々に
変わっていく彼が巻き込まれていく怒涛の展開に驚く。
本も家も人間も、燃える、燃える。
そんな世の中が恐いし、次々と危機的状況が続いて
ヒヤヒヤしながら読み進めました。
終盤は一転、静かな雰囲気の展開。
そして一瞬で終わる戦争。
記録し、記憶すること…
いろんなことを考えさせられる作品でした。
この作品、映画化されているんですね。
いったいどのように…?と気になるところです。
以前から気になっていて読んでみたかった作品、
やっと読めてよかったです。