「夏への扉」(病院で読書①) | 日光暮らし四季折々

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東京生まれ、東京育ちの私が、2013年に夫と二人で栃木県日光市に移住してまいりました。この地での四季折々の暮らし、仕事や趣味のこと、たまに病気のことなど(2度のがん経験者です)、そして大好きな奥日光について綴ります。

入院中に読んだ本 その1

 

ハインライン「夏への扉」です。

 

この作品は、ずっとずっと前から読みたいと思いつつ、

なかなか機会がなかったのですが、ついに読むことが

できました!

 

SFの名作と言われる作品。

とっても面白かったです。

 

親友と恋人のひどい裏切りにあった主人公。

1970年から2000年へ。

そしてまた…

 

復讐の物語になるのかと思いきや、そうではなく、

ピンチの連続、ドキドキ、はらはら読み進めるうちに

ハッピーエンドへ。よかった~

 

1956年の作品とは驚きです。

描かれる2000年の世界も面白いですよ。

あと主人公の発明品(主に家事ロボット)も面白い。

 

さんざん騙され、痛い目にあった主人公が、それでも

「結局は人間を信用しなければなにもできないではないか」

と気づく場面がとてもよかったです。

 

あと猫ですね~

猫好きにはたまらないのでは?