希望の間取りが叶ったこと | おうち大好き!!

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漆喰と木のおうちで暮らしています。

おうち作りを始めてから、日記(ブログ)を始めたのですが、「その前にもいろいろあったなぁ~」と思い、おうちを作る前のことについても、書いておこうかと思います。


ウチでは、家族のライフスタイルに合わせて間取りを決めたので、間取りがちょっと変わっています。

私は、100人の人がいれば100通りのライフスタイルがあると思っています。

帰宅する夫や子供を観察していると、彼らは必ずいつも決まった行動をとっています。

床の上の定位置に荷物を放り、翌日も着る上着は定位置に置きっぱなし。

拾っても収納スペースがなく…母はイライラ…。

なので、新居では、その「定位置」であろう場所に収納を作ることにしました。

また、脱衣所が寒くて狭い我が家では、お風呂上がりに素っ裸の子供達がリビングをウロウロしながら着替えをしています。これは脱衣所に対策をして、お嫁に行く前に直させないと…。


そんなこんなで、我が家流の暮らしに合わせた間取りを考えて、佐藤ホームの社長さんに見ていただきました。

もともと機械の設計をしていたので、レイアウトが大好きで、スケッチを描かずにはいられなかったんです。スケッチには新居で使う家具も寸法を測って書き入れました。

が、当然、建築など全く知らない私は、強度や耐久性を完全無視して、希望の平面図を描き、社長さんに見せました。

ネットの口コミで「HMに希望の間取り図を提出しても全て叶うことはない」と書かれていたのを目にしていたので期待はしてなかったんですが…2週間後に社長さんからいただいた図面には、な、なんと希望通りの間取りがCADで清書されていました!!

「ホントにできるんですか?」の問いに、社長さんはすごく控えめに「構造を工夫すればできちゃうんですよ」と仰っていましたが…これは設計者の実力がないと、なかなか難しいらしいです。

難しいけど、希望の間取りが叶うかどうかは、希望の家づくりの第一歩。住み始めてからのライフスタイルにも影響する部分なので、とても重要だと思います。


その後は何度も打ち合わせをさせていただきました。

我が家の希望は、そう希望する理由も含めて、社長さんに全てお話ししたと思います。膨大な量の希望でした。

「ここの収納にはこんなものを入れたい、それをここから出して、こういう使い方をするから」という感じです。


佐藤ホームさんでは、設計者と直接打ち合わせができるのが、すごくいいです。

希望が叶わないときは技術的理由が明確になるので、代替案の検討にも役立ちますし、設計者に住まい手のライフスタイルや好みをわかっていただけるのも、大きなメリットだと思います。

おうちまるごと1軒って、決めることがすごく多いんです。

施主が全て決めたつもりでも、忘れて指定していない部分が必ずあります。

そこは誰も決めていないんじゃなくて、基本的には設計者が施主のおうち(好み)に合わせて決めてくれたり、提案してくれてるんです。

ウチでもありましたもん。社長さんが階段の上に窓をつけてくれたり、Mさんが換気口カバーや雨樋を提案してくれたり、どうなってるのかと思ったら、ちゃんと好みに合わせて決めてくれていたり…。


今では、我が家流のちょっと変とも言える間取りを実現させてくれた社長さんに、とても感謝しています。

ちょっと変な間取りのおうちをセンスよく仕上げてくださっているMさん、ミョーな寸法の造作家具に奮闘してくださっている大工さんにも。


結局のところ、希望の間取りが叶ったいちばんの理由は、おうちづくりのパートナーに恵まれたことなんでしょうね。