急病センターでよく目にする病気と対処法 | アラサー薬剤師、日常のブログ

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今回は急病センターでよく目にする病気を紹介します。

 

 

それは…

 

 

クループ症候群

 

 

クレープみたいなかわいらしい名前のこの病気

 

 

なんの病気か分かりますか?

 

 

 

  クループ症候群とは?

 


クループ症候群は、のどの奥が狭くなり、特有の咳や呼吸困難が現れる呼吸器の病気で、

 

 

ウイルスや細菌が原因となって起こります。

 

 

独特の「吠えるような」咳であったり、声のかすれやひどくなると呼吸困難などの症状を引き起こすことがあります。

 

 

また、生後6ヶ月から3歳頃の子供に多く見られます。
 

 

  症状

 


クループ症候群の主な症状は以下の通りです。



・吠えるような咳…「ケンケン」みたいな感じの普段とは違うような咳

 


・声のかすれ

 


・呼吸困難

 

 

・喘鳴…息を吸うときに高い音が出たり、オットセイが鳴くような音が出ることも

 


・発熱(場合によって)

 


これらの症状は特に夜間に悪化することがあります。

 

 

  自宅でできる対処法(軽度の場合)

 

乾燥によって症状が出やすくなるので

 

・部屋の湿度を高くする

 

・水分補給をして喉を潤す

 

また、疲れたり泣いたりすると症状が悪化するので落ち着かせて安心させてあげてください。

 

他には楽な姿勢をとらせてあげることも重要です。

 

横になっているとしんどいこともあるのでそういう時は身体を起こしてあげてください。

 

 

 

  場合によっては医療機関を受診する

 

呼吸困難が悪化してきたり持続する時

 

 

心拍数の上昇している時

 

 

唇が紫色(チアノーゼ)に変色しているような時は医療機関を受診するようにしましょう!

 

 

実際に急病センターに夜間に来られたお子さんの多くが吸入などの治療をしています。

 

 

以上、急病センターの夜勤でよく見る病気の紹介でした!

 

 

今後も病気に関する自宅でできる対処法などについてまとめていきますので、是非フォローよろしくお願いします!