今日の教室で、検査についてのお話が出ました。
定期的に健診を受けているという生徒さんが、胃はバリウムもカメラも苦痛で、受けずに済ませようかなと思ったり、でも、何でも早期発見出来るに越したことはないし・・・、色々考えるわ~と。
私は、40才になった時に、保健所から検査の案内資料みたいなのを、大きな封筒で送って来られた時に、受けてみる気になって(そのお手間に感謝したし、人生の折り返し地点との思いもあった)受けたきり、子宮癌検診以外は全く検査は受けてないです。
子宮癌健診も5年ほど前に受けたきりです。。。
胃のバリウムは飲むのに苦労し、出すのも大変でした。そして、機械の上で色んな向きにされるのが、されるがままの物体になった感じで楽しくなく、もういいわ。。。と思いました。
肺癌検査では、たんを出すことが出来なくて、咳込み涙だけ出ました。
乳癌検査は、触診でちょっと疑わしいとかでマンモグラフィーの再検査。これが一番悲惨でした。ほとんど無い胸を台に乗せなくてはならない。。。必死で台に近付いて胸を乗せようとするけど、顔が鼻がつぶれそうになるだけで、胸は乗りません。そんな状況なのに、はさんでくるから、皮膚をはさんで痛いのなんの。。。涙出ました。
でも、結果ははっきりしなくて、また来て下さいって。いえいえ、もう結構です。
身体の刻々と変化しています。だから、検査結果の数字も、検査した時の値であり、それを知る時はもう別の身体がそこにはある訳で、果たしてその数字によって判断されることに意味があるのかどうか・・・。
そして、仮に病名がつけられると、却って気持ちから元気がなくなるのではないでしょうか。
私はこれまでお陰様で、出産のときしか病院にお世話になったことがないのですが、たぶんこれからも、よっぽどでないと検査を受けたり、病院で診察を受けることはないように思います。
またそうできるように、自分の身体を忘れないで、出来る手当てを続け、時に体調がすぐれない時も慌てず身体が変化するのを待つ自分でありたいと思っています。
今50才、40才から10年生きて来ました。そして、また明日から一日一日を生きて行きます。何才まで生きるかわからないけど、自分の主人公は自分でいたいと思っています。