【読書会】著者を囲んで「会社を潰すな!」PHP文庫 小島俊一著 | あなたの人生をトータルで応援します

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 「会社を潰すな!」とは一言では語れないいきさつがありました。

 

 地元の書店で小島さんをお迎えして読書会をしました。

 1月に、いつも開催している地元堺市の書店で、松山よりお迎えしてしつもん読書会を開催しました。

堺市では人が集まらない。そんな定説がある中で奔走しました。自分のための集客はできないのに、人のための集客には何故か頑張れるのです。

書店にはチラシやポスターを置いてもらったり、堺市のボランティア団体さんに協賛してもらったり、サークル「ツナグ」の仲間にも集まってもらって、なんとかいい読書会にすることができました。

 地元の若い方が来て下さって熱心に取り組んでくださる。小島さんが十二分にみなさんの思いに答えてくださる。エネルギッシュで温かな雰囲気に満たされました。

 

 この書店で開催するからこその意味がありました。

昨年の1月、地元の老舗書店が倒産して、堺市民は書店難民の危機にさらされました。
その書店は何店舗もチェーン展開していたので、私の周りだけでも4店舗が一気に消えたのです。

同じように危機を感じた人は少なくありませんでした。
https://www.sankei.com/we…/news/190205/wst1902050045-n1.html

 

 そんなときに見つけた書店。こんな近くに、こんないい書店があった!カフェ併設で試読もできる。各所にある選書コーナーも好みだし、この書店の灯を消したくない。そのために、一人でも多く書店に人を集めたい。こちらの書店で読書会を始めたのには、そういういきさつがありました。

 

 書店を元気にするためなら 、集客が二人でも行きますよ。

 「会社を潰すな!」この小説は著者が現役書店社長の時に著した地方でチェーン展開する書店の企業再生がテーマの物語だったのです。そうなんです。奇しきリンクがあったのです

 実際の書店現場でも再生を果たして、「週刊ダイヤモンド」(2015年12月26日・2016年1月2日合併号)の「地方『元気』企業ランキング」で全国トップまでのし上げたのが小島さんでした。

 そんな折に、文庫化した「会社を潰すな!」のキャンペーンで読書会を募っておられました。いきさつや思いをお話して、集客の見込みが低いこともお伝えしたところ、「書店を元気にする。そのためなら、2人でも行きますよ」と言って来てくださったのでした。


 著者がこれまで培ったものを「ツナグ」書でした。

 著者はまさに理論家だけど根っからの実践家です。内容はフィクションだけどノンフィクション。誰にでも理解できるにメタファ、エピソードが小説仕立てのビジネスマンへの手渡し書でした。

何より、実践に裏打ちされたロジックが腹落ちさせる。失敗も成功も乗り越えて初めて語られる貴重な言葉ばかりです。

「実践なき理論は無意味ですが、理論なき実践も無力」

それが、どの方にも響いたように見えました。

まさに、「会社を潰すな!」は読者への著者がこれまで培ったものを「ツナグ」書でした。

 

 人は必ず出会う!最高のタイミングで!人にも本にも!

 いつもなら、魔法の質問を作って、それぞれの課題の答えを互いに探すところですが、直接著者にうかがえる千載一遇のチャンス!バーチャルで著者と対話するところを、リアルに質問して、答えを得る。それぞれに必要なしつもんは、お互いに必要な質問となって拡がっていきます。答えは、即答してくださいました。

著者からの言葉に問題解決のため、目標達成のためのヒントがたくさんありそうでした。

 

 松山から来てくださった小島さん、係わって下さったすべての皆様にありがとうございます。

 

 本との出会って、著者と対話する。そして分かち合う・・・シエアする。

お互いに必要なしつもんはどんどん出てきます。答えは、即答できることもあり、まだまだ掘り下げる必要のあるものもあります。 答えは、必ず自分の中に、お互いの中あります。どんな答えが出るのか楽しみです。

よかったら、あなたも答えてみてください!そして、よかったら来てください。次の読書会で答え合いましょう。

 

 ほんまに読書が好きで人が好きです。このしつもん読書会が好きやねん!読書会は私の道楽です。道楽という言葉が一番当てはまる。できたら、この世をおいとまをするその前までやっていたらいいなと思える・・・。

ライフワークです。

 

1月の ~繋がっていく一人からしつもん読書会in堺~

著者を囲んで~「会社を潰すな!」小島俊一

開催日時  1月11日(土) 10:15~12:00
開催場所  堺市 
Books&Coffee パルネットベルマージュ堺店

参加人数 15人(講師・ファシリテーター・見学者1名を含む)
図書名 「会社を潰すな!」PHP文庫 小島俊一