留学生振袖の会 | あなたの人生をトータルで応援します

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人生の節目でお役立ちシューカツマスター

幸せを次世代につなぐ

 

シューカツ(集大成活動)ライフコーチの藤原優子です。  


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約半世紀前の振袖…(笑)
親が娘の晴れの日に作ってくれた。
大切な想いのこもった振袖です。

お母さん
今年も留学生が着てくださいましたよ!
綺麗ですね〜!


1月20日、17回目の留学生振袖の会


17年前

国で思っていたよりも厳しくて寂しい留学生活

であると話す女子留学生たち。

 

「来年は成人式だから、振袖が着てみたい」 

いう彼女たちの夢を

何とか叶えてあげることができたら

日本で学ぶことの励みになるだろう。

 

日本でのよい思い出になるのではと

企画しました。


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家のたんすに眠っている振袖を持ち寄って

私たちで何とか着せてあげられないだろうか。

 

なかなか完全な形でと思っていたら難しい。

でも留学生達は、今を生きている人達です。

 

時間は待ってくれません。

 

今やらないと、彼女達は卒業してしまう

又帰国してしまう。

 

あくまでも、彼女達の思いの側に立って考え

できる形でとにかくやってみようということに・・・


そして、すべて善意だけを頼りに運営しました。


 

いろいろと不備や至らないこともあったと思います。


最初は、本当にできるんだろうかと不安でした。


彼女たちの喜ぶ顔だけを思い描いて

熱い思いだけで始めたことでしたが

協力者がどんどん集まってきたときは

これだから世の中は面白いとさえ感じました。


当日は、誰ということもなく

手作りのお弁当、赤飯まで準備されて

心尽くしのお祝いです。

 

「綺麗な振袖を着せてもらっただけではなく

綺麗な日本人の気持ちも一緒に着せてもらったのだよ」

 

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そして

8回目で手渡しました。  


それまでは
終わると、ほっとして必ず体調を崩していました。

年中行事でした。

これをやらないと、新しい年が始まらない・・・。 

 

年々、認知度も上がり

大掛かりなものになっています。
 

最初の時の爽やかな感動とは

少し変わってしまいましたが…


一番最初のボランテアでやった時の

スタッフが少しづつ消えても

時に新鮮さが薄れ

感動の度合いが減少しても

それでも脈々と続いている。


新しく参加してくださった方の

感動が次を繋いでいく。


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手渡さずに手放してしまったことに

傷付いた

辛いことが重なることが

多かったあの頃から

10年経ったのですね…。


今年も

お手伝いができました。


今もお役に立っているのなら

始めたことの意味があったということ。


10年という時間

短いような

長いような

淡々としている自分を感じています。



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