約4ヶ月 | ワンコ’s +2の日々

ワンコ’s +2の日々

2匹のパピヨンと人間2人が住む
パピヨン城にやって来た保護WANs
3匹&被災犬1匹の日々を綴ります

保健所持ち込みで、我が家にやって来たパピヨンお嬢様方

パピヨン城住人になって早4ヶ月。

現在 こちらのお方は城外にご滞在中

そして こちらはと言うと、毎日、毎日修行が続く。

家庭犬だった筈なのに、基本のお座り、待てができない。分離不安がひどくて吠えるならまだしも遠吠えの連続。

これを克服できないと、困ることが多いので頑張ってもらってます。

躾け中に思うのは、仔犬の時に前の飼い主さんが犬の飼育に関してしっかりとした知識を持っていてくれたら、どんな状況になっても対応できるように最低限の躾けをしていてくれたら、ココはこんなに苦労しないですんだのに。

 

犬を飼育することはその犬の全生涯に対して責任を負うことです。

人間であれば言語を通じて行動を変えていくことが可能ですが、犬は不可能です。

ですから家庭犬として幸せに生きていくために、最低限の躾をして、不足の事態が起きたときに対応できるようにしておくことは必須です。

飛びつかない、唸らない、吠えない、そして人が多忙になった現代においては留守番できることも大事です。さらに災害大国日本においては、クレート内で大人しくしていることも必須。

可愛い可愛いでなんでも許す、夜も一諸のベッドで一諸の部屋で寝る、これは愛犬家のすることではありません。

自分で身を守ることができない犬だからこそ、飼い主はコマンドによって制御できるようにして、その身を守ってあげないとなりません。

災害時まず優先されるのは人命であり人の過ごす環境です。そこに受け入れてもらうためには邪魔にならない躾、飛びつかない、吠えない、唸らない、クレート中で1匹で静かに過ごせる、最低限のことです。

これが可愛そうでできない人、躾を続ける根気や時間の余裕の無い人は犬を飼ってはいけない人です。

犬が好きと犬が飼えるは全く別のことです。

このことをこれから犬を飼いたいなと思っている人にはしっかり認識いただいて、まずは犬の飼育に関して勉強してもらいたいと切に思います。