田んぼは引き続き自然農を模索します。
自然農という形ではじめてから11ヶ月になります。
たくさんの収穫はありません。
小さいのが少し収穫できた程度でした。
原因を探りつつ自分と子供たちくらいは食べるくらいは作りたい。
市販の野菜の問題点が理解できたところです。
農薬は論外なのですが、重要なのはミネラル不足だそうです。
そういえば味が薄い感じがします。
トマトの香りや味が希薄です。
そんな品種だからだけではなさそうです。
農地を耕起し農薬や肥料で土中の微生物が激減しているようです。
微生物が有機物をミネラルにしてくれたのを野菜が吸収するという
自然な営みができていないそうです。
放置田は残存肥料がほぼなくなるとキリンソウが生えてきます。
そしてスギナです。
やせた土地というのは微生物が少ないのでしょう。
そんなところにキリンソウやスギナが生えて来ます。
そんな田んぼに無耕起無肥料で野菜は大きく育ちません。
考え方を変えると、そんな状況でも育つのが野菜です。
小さくても育つのです。
問題がまだあります。
種です。
できたら野菜が収穫できなくても次の年用に種を採りたいのです。
しかし、F1種というのは種が採れません。
昨年苗を買ってきて植えたキャベツは花さえ咲きませんでした。
なぜ、採種するのかですが、その土地で生まれた種はその土地で育ちやすいと考えるからです。
秋まきの白菜と大根は花をつけました。
大根は採種が可能なようですが白菜は種が入るかどうか微妙です。
にんじんは花が咲くのか?
葉っぱが大きくなっているのでにんじんが大きくなているのか?
見るのを忘れていました。
昨日、EM菌というのを見つけました。
EM菌はそば屋のグリストラップの汚泥対策で使っていました。
汚泥や浮遊物がなくなるという驚きの効果があります。
野菜にも好影響だというのを思い出しました。
また作り始めることにします。
EM菌の原料はヨーグルト・納豆・ドライイースト・砂糖です。
ヨーグルトには植物由来の玄米投入豆乳ヨーグルトでやってみます。
