またまた、mさんのブログに超!共感したのでリブログします。
ほんと、この方の文章はわかりやすい。
そして、海外在住者ならではの「外国から見た日本」を教えてくれるので本当に為になります。
私は息子が小学生の時にずっと読み聞かせをやっていたのですが、
6年生の時にこの「ジュニアエラ」という本を読んだことがありました。
AERAの子供版ってやつですね。
ちょうど北朝鮮の核の脅威が一番叫ばれていた頃。
「北・北って騒いでるけど、実際どれくらい持ってるの? 他の国は?」
という切り口で話したのですが、これを読むことにしたのは、
そもそも私自身がこの内容にめちゃめちゃ衝撃を受けたからなのです。
記事のうち、子供達に見てもらった抜き出し部分。
とりあえずパッと見て欲しい。
各国の核保有状況・軍事費の多さ・日本が軍事費を何に使っているか。
そして、核不拡散条約の背景。
右も左もない、純然たる事実です。
「大人でも議論が分かれてる難しい問題で、
君たちにも絶対に関係して来ることだから。
誰かの情報を鵜呑みにせずに、自分で判断するようにしてください。」
と伝えました。
今の子たちは結構聡明で、まだ世界史はやってないのにロシアの位置も把握してる子が多かったし、イスラエルの位置までわかる子も。
アインシュタインが
「第4次世界大戦があるとしたら武器は『石とこん棒』だ。」
と言ったという逸話を知ってる子もいました。
ちなみに、これらの記事の元ページはこちら↓
画像だけ表示して拡大したら読めるかしらん?
1枚目の画像は、今までの戦争の歴史と、それによってどれくらい死者が出たのかの表なんですけど、第一次・第二次世界大戦共に、軍人よりも民間人の方が圧倒的に犠牲になってるんですよね…。
第二次に至っては、ほぼ倍の人数で民間人が犠牲になってます。
これも、右でも左でもないただの事実。
で、結局これをどうしたい?
どうしたいから、右に投票するの? 左に投票するの?
って話になってくるんんだと思うんですよね。
(正確には「誰に」ですが)
事実すら知らない人が多すぎると思う。
右でも左でも、どちらでもなくても、それは自身が選ぶことなんですけど、
まぁ、まず事実から知りましょか。
と。
その「事実」も膨大すぎてどこまで知ればいいのかも難しいところですが、
せめて子供向けにわかりやすくまとめてくれてるジュニアエラで得られる情報くらいは。
私もまだまだ知らないことだらけですが、
知ることから目を背けるのは辞めたいなと思います。
まだバックナンバーも買えるみたい。Kindle版もあり。
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ジュニアエラ 2017年 09 月号 [雑誌]
490円
Amazon |
この雑誌、子供向けなだけあってわかりやすいんだけど、決して子供騙しではない。
他の記事もなかなか興味深かったので、ご興味があれば是非!