家事死ぬほど嫌いな私がガス台を掃除した日。 | 私のしおり

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日記・雑感。
専業主夫になった夫と、家事全部しなくなってみてわかったこと。
謎な夫の生態とともに綴っていきたいと思います。

家事経験者が、家事を手放したからこそ見えてくるものがあって。

 

 

本日、私ガス台を掃除しました。

 

ふつーの主婦だったら当たり前の事のような気がしないでもありませんが、

私、主婦時代からガス台の掃除なんて吹きこぼしてしまった時か、年末の大掃除の時に嫌々しかやった事ありません。

 

 

 

今日、たまたま夕食後に夫の用事が入っていたので私が皿洗いをし、たまたま今日の私が千年に一度の掃除モード(洗面台を洗う・調味料を片付ける・布巾を洗う・たまったレジ袋を捨てるetc..どうした夕海)で、たまたまガス台が汚れていたので、なんとなく掃除する気になったのです。

 

 

なんでしょうね、人が汚したところって気になるよね(笑)

私も同じくらい汚して、でも平気で放置してたんだけど。

 

 

でもね、私が吹きこぼした時と年末しか掃除しないのになぜ大丈夫だったかと言うと、

見かねて夫やお姑さんが時々掃除してくれてたからなんだよね。

あー、こんな感じで気になったんだろうなぁと思いながら拭く。

 

 

で、今日ガス台を拭いていて思ったのは、

 

綺麗になったガス台を見て夫は素直に

 

「綺麗にしてくれたんだね!ありがとう!」

 

って言うだろうな。

 

って事。

 

 

私ももちろん掃除してもらったら感謝の言葉は口にしていたんだけど、でも内心

 

(あー、本当は私がやるべきなのにやらないから見かねてやってくれたのよね。)

 

っていう、どっちかっていうとネガティブ寄りな感情も持ってました。

もちろん有難いのよ。掃除めんどくさかったし。感謝してないとかそういう事じゃない。

 

でも、なんかこう…

 

はいはい、本当は私がしなきゃいけないのよね。と感じていたんです。

 

 

 

で、今回気づいたのが、

 

そもそも私、ガス台掃除が「本来は自分の役割」って勝手に思ってたなという事。

 

料理は結婚の時に役割分担として私がやると一応約束していたのだけど、キッチン関係全部私の役割だと勝手に思ってた。

 

(正直に言うと、お姑さんは私の仕事だと今も思ってると思います。でもそれは置いとく。)

(正直に言うと、途中からは料理も皿洗いも放棄し始め、かなり夫がやってくれていました。それも置いとく。←おい)

 

 

でも今、家事全般夫に丸投げしたけど

 

「ガス台掃除は夫の役割だから〜」

 

とか微塵も思わない。自分の役割だとももう思ってないけど(笑)

 

 

 

当時の私は、やらないくせに私の仕事だと勝手に思い込む事で、勝手に拗れてたんだなぁと気づく。

 

 

で、少なくとも夫は

 

「夕海さんの仕事なのになぁ〜。」

 

とか思って掃除したんじゃなかっただろう。ただ単に汚かったから(笑) 掃除しただけだっただろうなぁと思う。

 

 

 

こんなふうに拗れたのは、私が類いまれなる自己肯定感の低さの持ち主だからという事もあるんですが、でもでも。

 

 

あなたがやってもいいけど、誰がやったっていい仕事を、

勝手に自分の仕事だと思い込んでる。

 

 

 

これ、日本の家庭では同じような状況に陥ってる主婦の方、かなりいるんじゃないかなと思った。

 

同様に、

 

 

あなたがやってもいいけど、誰がやったっていい仕事を、

勝手にパートナーの仕事だと思い込んでる。

 

 

 

そういう旦那さんも日本にはかなり多い気がする。

そういうとこだぞ! 気づけよ!

 



 

 

 

今日、ガス台を拭いていた時、全然嫌々ではなかったんだよね。

 

まぁ千年に一度の掃除モードだったからもあるんですが、そもそも主婦として家事してた時に掃除モードとかまずならなかった。

 

だるい、メンドクサイ。後回しにしたい。

 

それが前面に出てしまっていたのは、

 

 

「本来こうあるべき」

 

 

と勝手に思い込んで、勝手に肩の荷を重くしていたのかなぁと。

 

 

結局、私は辛いから棚上げしてやらなかった人なんですが、

 

 

 

やりたかったらやればいいし、

やりたくなかったら命に関わらなければほっとけばいいじゃん♪

 

 

そう思えていれば、もう少し楽だったのかな。

 

 

 

そんな事を思った日でした。