以前、このブログで取り上げた
直木賞作家・井上荒野さんの小説
照子と瑠衣
を珍しく2回も読んだ。
私としては一冊の読み物を二度読むと言うことは
基本的にはまずない。しかも、続けざまには…
何でこの小説を読もうとしたか?は
確かネットで紹介されていて
まずはその表紙が何とも面白そうな予感がして…
そして、紹介記事にも興味をそそられたからだ。
物語の概略は70歳になる二人の同級生が家を飛び出し
孫をキッカケに生き別れた娘と再会する…と言うストーリーだ。
寝しなに読むととっても寝心地が良く
読み終わった後に何だか温かい気持ちになる。
2回目もあっという間に読めたが
あっ、そーゆーことだったのか、と言うことが
何ヶ所もあり物語の深みが増した。
世代としてはとても近い歳で
その年代の女子、ご婦人の気持が分かって
我々男で夫としては考えさせられること大である
ですからカミさんに出て行かれたら大変
と思われる方、そーゆー脱出を考えている奥様方には
絶好の本であるとご推薦致します。ご一読あれ!
1年前の記事はこちら↓
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