今日は、8月15日。
終戦記念日です。
甲子園では毎年この日は正午に試合中断して黙祷を捧げていますが、高校生たちはわかってるのかなぁ・・・。
そういう私も戦争を体験していない人間ですので、歴史の教科書や映画、ドラマなどでしか知りません。
あとは両親が小さいころに戦争を体験していたので、それを聞いたくらい・・・。
どういうご縁からか、広島で被爆されたおばあさんとも奈良にきてから知り合うことができたので、お話を伺ったくらいですので、実体験はまったくありません。
この時期、TVも終戦記念特別番組として映画だったりドラマだったりを放送していますよね。
戦争や原爆について。。。今ここで個人的な意見を述べるつもりはありません。
ただ、私が忘れられないドラマが、昨年放送された倉本聰さんの脚本のドラマ「歸國」です。
戦争で亡くなった英霊たちが、靖国にもどり、この終戦記念の8月15日に「現在の日本」を観て思うこと・・・。
を描いていたドラマです。
倉本さんの作品なだけに台詞に重厚さや荘厳さがあったし、役者の力量もすごいものがあったし、なにより自分自身の魂を揺さぶられる作品でした。
本音を言えば今年も観たかったなぁ。。。。です。
私が忘れられない台詞は、たぶん・・・北野武さんだったか長淵剛さんだったかの台詞で
「我々はこんな日本にするために闘ったわけではない」という台詞です。
戦争で命を賭けて闘ってくれた魂に恥じてはいけない。そう想いました。
靖国に眠る魂だけでなくこの日本という国を護るために、繁栄させるために、歴史上でも命をかけてくださった魂はたくさんあります。
そんなことを思う終戦記念日。
数々の魂に恥じることなく、私も精一杯生きていこうと想います。
「歸國」DVDになっているのかどうかは判らないですが、もし機会があれば観てみてください。
きっと今、生きる勇気をいただけると想いますm(__)m