チビくんの糖尿病治療 ④ | *日々の出来事@国際遠距離結婚中* 

*日々の出来事@国際遠距離結婚中* 

社会人の子供と猫たちと暮らすシングルマザーでしたが、
アメリカンのNとの国際遠距離恋愛の末、2023年12月13日に日本で入籍しました!
アメリカ移住に向けて、CR1ビザの申請もスタートしたので、こちらも書いていきます。

昨日は、コメントやメッセージをありがとうございました。

 

今朝、不安な思いを抱えてチビに面会に行きました。

そして、ドクターと対面一番に「チビちゃん、もう大丈夫ですよ」と言われ、思わず「良かった。先生、チビを助けてくれてありがとうございます」と号泣・・・。

数値は全て正常値に戻り、血糖値も今朝は79、ケトンはマイナスとなっていました!!えーん

それから、チュールも半分ほど食べたそうです(涙)

「さ、まずはチビちゃんに会ってあげて」とドクター。

チビに会いにいくと、しっかりきれいに香箱座りをしてました(泣)

「チビ」と呼ぶと、しっぽをパタパタ。

でも、とってもおしゃべりなチビがまだ鳴きません・・・。

「抱っこしてもいいですか?」と聞くと「ぜひしてあげて」とドクター。

点滴の管を引っ張らないようにそっと抱っこ。

昨日抱っこした時みたいに手足がだらんと力が抜けた感じじゃなく、くるっとすっぽり腕の中に収まったチビくんお願い

私の指を握る力も強い。

思わずいつもの癖が出て、首元にキスを連発したら、ちょっと顔を背けられた(笑)

ゆっくり元に戻したら、少しの間、立つことも出来ました泣くうさぎ

でも、がくんと倒れたら可哀想なので、そっと横に寝かせてあげました。

そして、撫でながら「夜に〇くん(息子)が来るからね。明日は、〇ちゃん(娘)と一緒に会いに来るからね。偉いね。頑張ったね。ありがとうね」といっぱい話しかけました。

 

そのあと、ドクターと改めて話をし、今日が集中治療三日目なのでもし悪いニュースなら今日中に決断を迫られるかも知れないと思っていたと言ったら「三日間だから、今夜もあるわよ(笑)」と笑われてしまいました(笑)

何事にもせっかちな私です(苦笑)

血糖値79は、健康な猫の数値ですが、チビは血糖値が100代でさえ静かになって元気がなくなる感じだったので、「その血糖値は猫にとっては普通なんですよね。でも、チビは大丈夫ですか?」と聞いたら、「この血糖値だったら理想だけど、これからが重要。自力で普通に食べるようにもっていくこと。それから血糖値も上がるだろうから、まだインスリンと点滴でのコントロールが必要だし、ゆっくり進めていくことが大切なので、もうしばらく入院させてください」と言われました。

「勿論です!どうぞよろしくお願いします」と頭を下げました。

そして、先生が言いました。

「チビちゃんを治療させてもらえて感謝しています。大抵の飼い主さんはここまでしないので・・・。ママから(私をこう呼びます(笑)許可が出たことで、私も全力で治療することが出来ました」と。

ドクターも分かっているんですよね。糖尿病の治療は一生のお付き合いになることが多く、そして今回みたいな重度のケトアシドーシスになると更なる負担がかかる。

私も息子やNからのサポートがなかったら出来なかったかも知れないです。

そして、チビからいろいろ学べたとも言っていました。

リブレは通常20~30の誤差だったのに、チビは100以上の誤差が出ることが多いので、チビみたいな体質の子には当てにならない。 ←浸透圧?体液?がどうとか言っていた。

血糖値がそれほど高くなく、腎臓も肝臓の数値も悪くなく、膵炎にもなっていないのに、たまに食欲が落ちることについては、今の時点ではこれという原因をつきつめられないとのことでした。

これから、時間をかけてチビに合う治療方法(輸液頻度・インスリン・食事療法)を探し、その都度対処していくしかないようです。

 

私が一時、チビに申し訳なくて後悔ばかり口にしていた時、Nに言われました。

「人間でも動物のドクターでも毎日が学びでそれぞれの見解があり、どの考え方がその患者に合うかは分からない。だからセカンドオピニオンという選択もある。でも君は、チビの為に精一杯やっていて、とても大切に愛情をかけて頑張っている。後悔したり自分を責めることなんてひとつもない」と。

救われた気がしました。

チビがカラスに襲われているところを助けた時、栄養失調・猫風邪・お腹に虫が3種類。

おそらく生後2ヵ月くらい。

当時はまだ別のところが掛かりつけだったんですが、もう助からない。助かっても膿で目は失明すると言われました。

でも、3ヵ月経って完治!

里子に出すつもりが手放せなくなってうちの子になり、それから10年間病気知らずだったチビ。

どれだけやっても後悔は必ず残る。最初の猫、ルーシーが亡くなった時も、中学の時から14年間一緒に暮らしたマルチーズが亡くなった時も、もっとやれたはず、もしこうしてたらという後悔は残ったから。

チビに関して言えば、7kgも太らせたせいだ、もっと早く気付くべきだった、別の動物病院に連れていっていたら、インスリンを失敗しなければ(私と息子どちらもミスしたことあり)、ご飯をもっと厳しくコントロールしていれば・・・もういろいろ考えまくっていました(泣)

まだ一緒にいたい、望みがあるなら頑張りたい、治療は私たち飼い主のエゴと言えたかも知れない。

ぐったり横になって動けないチビを見ていた時、一緒にいたいからと、ただ苦しませてるだけなのかなとも葛藤しました。

でも、こうしてチビは良くなって来ている。治療をお願いして本当に良かったと思います。

危篤状態を抜け出し、やっと息が出来た気がします。

病院からの帰りにNにもボイスメッセージしながらまた号泣。

元々よく泣く私ですが、それにしてもここ数日はビデオでもオンオン泣いていたので、こんなに泣く女を嫁にしたのかと思ったんじゃないかな(苦笑)

でも、Nは「too muchと思うどころか、もっともっと君への愛が深くなる。どれだけ君が家族や猫たちを大切にして面倒を見ているか分かるから」と言ってくれましたお願い

それからのテキストやボイスメッセージにNは、「やっと君らしさが戻って来てすごく嬉しい」と。

ここ2週間、よく私の泣き言に優しくいつも寄り添ってくれたなと本当に感謝しているし、それによって彼がどんな風に私の気持ちをサポートしてくれるかが改めてよく分かりました。

 

 

またこうやってお腹を見せて眠るチビくんが見たい。

 

 

立派に香箱座りして、まるで丸ごとチキンみたいな姿をまた見たい。

 

 

またこうやってお茶目なところを見せて笑わせてほしい。
ちょっとおバカで元気で愛嬌満点、そしてビビりなチビくん。
そのビビりは、目が見えない瀕死の状態だった上にカラスに突っつかれたことがトラウマなんじゃないかなと・・・。
カラスに突っつかれながら、ヨロヨロ逃げて、最後にパタッと倒れてしまったところを救出した時の光景を今でもはっきり覚えています(泣)
 

 

大好きなお外見学をさせていたら、息子がこっそり撮っていた一枚(笑)

早くうちに帰って来られますように流れ星

 
山場を乗り越え、またスタートラインに立った私たち。

これからも頑張っていきます。