おはようございます!たかはしゆうこです。

皆さまお待ちかね!

星「12サインのしくみ」

ついに、最後のサイン。魚座にたどりつきました。

 

全サイン読んでみたい!という方は、

ぜひこちらの全サインリンク集ページへ。

 

水瓶座と魚座は、精神世界の深みを見つめる。

現実の頂点は山羊座。

自分が成し遂げたことではなく、

水瓶座で、世の中のために善きことを、

仲間とともにシェアし、志をひとつに追求した。

そして魚座うお座は、3rdステージ

「社会のなかで自分を創り育てる」

の中で、最後のサイン。

12サインの最後でもある。

「すべてがひとつに溶け合う世界への回帰」

であり、

「昔ながらの、物々交換や、自分にできることをしあう

形のないものを含めての「交換」という意味での、商人」

と言われます。

 

そして、毎回の確認事項。

それぞれの人の心の中に

12サイン全てが存在している。

これが基本です。

「天体がある場所だけ」ではなく

「全てがある」中から

天体を置いたところにフォーカスしたい、

と捉えると良いと思います。

魚座に天体が多い人は

必ず、双子座・乙女座・射手座の人からの学びを

自分に取り入れていくことが大切。

だから、天体がなくてもとても大事。

 

それを踏まえて魚座を捉えた時、

水瓶座で「私という個人の希望、未来」

を感じ、そこに向かって志が同じ人と共に

智慧をシェアしあいながら進んできました。

魚座は、さらに「個人」を超えて

大きなひとつの「地球」や「宇宙」という

人々のつながりを感じあい、思いを分かち合おうとします。

神話でも出てきますが、2匹の魚(女神様が変身した姿)が

リボンでつながりあっています。

この神話は、アフロディーテとエロスの親子が

テュポンから逃げる時の姿で、ゼウスがその親子愛に

感動して星座にしたと言われています。

 

つながり。

人とのつながり、そして世界や宇宙全てとのつながり。

魚座のテーマはこれなのです。

無意識、潜在意識、境界線を超えた世界。

 

だから、理解が難しいのと、

今までの11サインはすべて

「自分」

がいてのそのサインのテーマだったけど

魚座の場合は、「自分」が曖昧なのが当たり前。

 

魚座の真骨頂は

 

「溶解」

 

これは、魚座の支配星である

海王星の特徴でもあります。

 

今まで、何度もそんな場面を見てきた。

魚座の人が、一瞬で相手の心を溶かしてしまう。

意地を張って泣かない人の代わりに涙を流し

自分とその人の境界線をなくすことで

相手の心を浄化する瞬間。

 

魚座の人は、無意識にこれをしている。

魂に刻まれている「善なるもの」

これは損得とか利害を超えたところにある

純粋な思いやり、信じる心、愛。

だから、掛け値なしに相手のために泣ける。

その思いやりの深さを感じた相手も

癒される感覚を得る。

 

だからこそ。

エゴや欲望を、他者から感じた時に

とっても違和感があるし、悲しくなる。

みんなが善きことでつながりあっている世界が

懐かしくなってしまうのです。

 

海王星は浄化の星です。

受け入れて、不純物を取り除いて、浄化する。

そのために必要なのは「祈りの心」。

自分のためではなく、利益やエゴや欲望を忘れて

ただ、誰かのために祈る気持ち。

想いを形にする、想念の力。

 

マイナスに働くと依存や中毒、詐欺。

現実とイマジネーションの区別が曖昧になる。

まさに混沌の状態になります。

でも、海王星は「苦しみを忘れさせてくれる麻酔」

のような効果もあります。

 

魚座の人が、無私の思いで相手の痛みに対して

祈ってくれる時、この海王星が善き方向に働く。

 

じゃあ、魚座の人ってとってもいい人ね♪

かといえば…そうとも限らないのです。

とってもピュアな魂を持って生まれてきた

でも、純粋で疑うことを知らないからこそ

悪しきものに染まってしまうこともある。

 

どちらかというと、意識は善なるものに向いていて

性善説の感覚で生きている魚座だけど、

海王星の世界は

「善きものも魑魅魍魎も全部セット」

なのです。

だから、よく言われている

「ワンネス」

というのは、すべてがひとつである、だけじゃなくて

綺麗なものも、嫌なものも、

目に見えるものも、見えないものも、

全部がただある

そしてつながっている世界なのです。

そもそも、綺麗とか嫌を決めているのは

人のものの見方なのです。

だから、全ては、ただある。

相手の想念と自分の想念

が混ざりやすいこともあって、

傍にいる人を無意識に受け入れ、

悪しきものの影響すら、もろに食らってしまいます。

 

自分と他者が溶け合って、区別のない世界。

そこから分離して、私達は地球に生まれてきます。

 

魚座は「区別や二極という分離感覚を溶かす」

無条件の愛を信じています。

 

しかし、この地球に生まれてきている以上

魚座といえども、人間。

「自分の欲」はあります。

神様仏様のように、無条件で誰かを助けたくて

無理をしすぎてしまいます。

これが「自己犠牲」につながり、

また、「最期のシナリオ」への妄想になる。

 

「私がいけにえになれば、みんなが救われる」

「私だけはみんなが善だと知っているから」

 

…これは、魚座の「妄想」です。

自分がいけにえになることで、自分もこの苦しさから救われ

みんなも救われる。

それが「正しいこと」と信じる。

 

でも、よく考えてみて欲しいのです。

魚座が信じている「みんながつながっている」世界が

真実だとしたら、自分だけが犠牲になる

というのは、自分がいけにえになることは

みんなが悲しむことなのではないですか?

 

この「いけにえ」という役割から卒業する。

それは自己満足に過ぎないから。

そして、人間である以上、限界はある。

制限のある地球で、どう自由に生きるか、

どのように課題をクリアするかを学ぶために

私達は地球に生まれてきているから。

 

ひとりで、完璧に、みんなを助けよう

その執着を手放すこと。

もっと、魚座が当たり前に感じている

「宇宙の大きな懐」

「見えないものとのつながり」

それらがもたらす

「天の力」

にお任せする。それに対して祈る気持ちを持つ。

 

ある意味、自分で何とかしようとするより

ずっと難しくて、自分が何かを成し遂げた、

という満足感も得られないかもしれない。

ただ、祈る。愛と、思いやりの気持ちで。

人間のエゴや欲望から来る執着を手放すことだから

最後の最後、12サインの旅のラスト、

魚座でようやく、人間はこの課題に

取り組むことができるのだと思います。

 

何しろ、これは「戦うことから降りる」でもあります。

善と悪、正と誤、陰と陽、光と影など

二極に分かれたものの、どちらかに寄るのではなく

両方を統合することを目指す。

自分から見て、悲しいこと、憤りを覚えること、

たくさんあると思います。

でも、それもワンネスの中に「ただ、ある」。

意味づけをしているのは、人間の方。

それよりも、魚座の感受性で

「それが悲しい」

「助けたい」

と「自分が」感じるのであれば

その感情に正直でいればいい。

かわいそうだから…とか、私がいないとダメだから…とか

自分の尺度ではかり、自分と相手に役割を押し付けない。

ただ、悲しいと思った、助けたいと思った感情で、

誰かのために祈る。

大きな天の配剤が、もたらされるように。

 

何しろ、妄想ストーリーの広がりがすごいんです!

さすが海王星なのです。

でも、本当にそうなるかは誰にも分からないし、

もしかしたら、人間には分からないような

宇宙や自然の摂理の中のひとつなのかもしれない。

それを差し置いて、自分が何とかしよう、

と思ってしまうのは、無理な話なのです。

 

「祈るだけ?」

って思うかもしれないけど、

相手の持っている力を信じて、

起きていることは最善なのだと見守る

これって、すごく勇気のいることです。

子育てしていると特に感じますが

子どもが失敗するという予感があっても

その子の学びのために見守るという勇気は

手を出したり口を出したりして

お世話を焼くより、よっぽど忍耐力が必要。

 

相手を信じ、世界を信じ、宇宙を信じる。

このことに対し、次の牡羊座の「勇気」を使う。

 

私が出会ってきた魚座の人は

「あちら側の世界に帰りたい」

と仰ることもありました。

いつも、半分くらいはあちらの世界とつながっていて

愛と光に満ちた場所を懐かしがっている。

ふとした瞬間に夢を見るように

意識が飛んでいってしまうのも、

あちら側の世界の心地よさを知っていて

ここの不自由さ、分離の悲しみに

がっかりしているからでしょう。

 

だけど、忘れないで欲しいのは

その「心地よいあちら側」から、わざわざこちらに

生まれてきた目的は何だったか?です。

 

「体験するため」ですよね。

だから、目に見えない世界、

神様や精霊や神秘的なこと、潜在意識、

科学では証明できないものと

今ここの「現実」をつなぐ役割

そして、それは「自己犠牲」ではなく

自分を生きることで、のつなぎ役

これへのチャレンジなのではないかなって思います。

 

水瓶座と魚座って、つくづく難しいことに

チャレンジしているなあって思います。

たかはしゆうこ@月木星ドラゴンヘッド山羊座。

山羊座の世界は現実の頂点だから、

目指すこと、目標は分かりやすい。

でも水瓶座と魚座の世界は、そこを超えた

人の精神面の成長・進化に向かうプロセス。

このプロセスは、人の成長物語と捉えたら

退職した後~肉体の死を迎えるまで

という部分に当たるから、特に魚座の場合は

「肉体の限界を目前にした時、

人はどれくらいエゴやコントロールから

自由になれるか?」

でもあるのでしょう。

 

「柔軟・水」のエネルギーですから

周りの人の感情に影響を受ける。

不安や心配が増幅されやすい敏感さが

最期のシナリオを描いてしまうわけだけど

想念の持つエネルギーは強いので、

潜在意識で願っていることが何なのか?

を魚座の人はチェックしておくといいです。

自分ひとりでは生きられないこと。

自分ひとりではできない事態があること。

その上で、ひとりになって人の影響を受けない

自分の真実につながる時間を大切にすること

これが、魚座にとってとっても大事。

 

私の大学の恩師、故・尾崎新先生。

先生は魚座でしたが、この本を書かれていたのが印象的。

 

 

「ゆらぐことのできる力」

 

これ、魚座そのものだなあって私は感じています。

尾崎先生は福祉の実践のお話で「ゆらぐ」を使っているので

私が感じた「ゆらぐ」とはちょっと違うのだけど

まさに、魚座は「ゆらぐことができる」のが強みなのです。

 

うちの長男…太陽水瓶座・月牡牛座

ゆらぐことができない、不動の人。

でも、その彼をサポートしようと

太陽・水星・金星・火星・海王星魚座で

生まれてきた、次男。

月は蠍座だけど、ゆらぐことのできる男です。

夫(太陽獅子座・月天秤座)は

コロコロ変わりすぎて嫌い っていうけど…(^^;;;

ゆらぐことができるのが、いいところなのよ!

 

「柔軟であること」を「自分がない」と感じると

とてもつらくなるけど、

その場その場で、揺れながらも

自分にとって、みんなにとって、善きことに

意識を向けていける、精神性の高い人。

いつでも思いやりの心を忘れない人。

それが、魚座の成長した姿なのだと思います。

どんなことがあっても、信じてくれるまっすぐで純粋な

やさしさを持った魚座さんの前では

みんなが癒されちゃうのも当然のことです。

もう、いるだけで愛の空気清浄機。

何ができるか・できないか は関係ないのでしょう。

 

これは、本当にあの世に半分足を突っ込んだ

老年期とも重なります。

できることはどんどん少なくなる。

でも、いなくなってもいいのか?っていったら

そうじゃない。

その人がそこにいてくれるだけで、ありがたい。

もう、そうなってくると「できること」じゃなくて

存在自体が愛になる。

そうして、精神性をどんどん高めていく。

 

前の水瓶座で、利害を超えた友情・仲間、

そして自分の「希望」を見つめました。

最後の魚座は、自分の心の奥深いところ、

潜在意識や、目に見えないものとのつながりを

感じていきます。

古典の占星術では12ハウスは「障害のハウス」

などと呼ばれていますが、人の成長を見る

心理占星術においては、自分の無意識の中に入った

思い込みや習慣、陰徳といったものを扱うと

考えることができます。

ここは自覚していない=見えていない

と解釈すれば、次の1ハウス、牡羊座に向かう時

「自我」を形成するために浄化すると良いものを見つける

と捉えることもできます。

 

私がちょうど、1/17のAsct木星通過に向けて

絶賛、t木星12ハウス通過中なので

わんさか出てくる浄化ポイント。

でも、これを溶かして、手放しておくことで

次の1ハウス、新しい自分として飛び出す時に

勢いもつくし、パイオニアとして

新しい自分を作っていけるのです。

 

「多様な個性を認め、生かしあう」は、

水瓶座から受け継いだもの。

そして、この

「目に見えない大きな宇宙のはからいを信じ、

コントロールを溶解させ、浄化する」

そして、みんながひとつである、「全体性」から

また、自分の新しい個を発見していく。

 

そのために

 

双子座ふたご座

 

 

射手座いて座

 

のエネルギーを取り入れることが大事です。

 

双子座から「ただ祈るだけじゃなくて、

豊富な情報の中から、正しい選択をすることが大事」

と言われ

射手座からは「いろんな可能性に向かって世界を広げ、

古代から伝わっている自然の叡智を理解すること」

と突っ込まれ

価値観のぶつかり合いを感じる中で

「みんなの個性を全て受容し、違いを浄化して

祈り、信じる」

そのために、海王星の「境界線を溶かし、曖昧にする」

も使うのだけど、同時に、木星のエネルギーも意識する。

常に「善きこと」を意識して、広げていく。

狭い世界の中に意識を置かないこと。

そして時にはひとりになり、

宇宙や自然のリズムに合わせること。

そして、魚座が成長していく過程での

ブレイクスルーさせるきっかけとして、

双子座と射手座の、「正しさ、理解」

というテーマを取り入れつつ、

 

魚座がつらくなった時に逃げ込む、反対側の

 

乙女座おとめ座

 

ここで、魚座は

「自分が人間だということを思い出して、

自己犠牲ではなく、自分も相手も生かす形で

誰かを思いやること」

を学ぶ必要があります。

そこにこそ、魚座の本当の

「癒しパワー」

が発揮されるのだと思います。

 

最初の方に書いたように

魚座の人がただ、思いやりを持って相手の話を聞き

涙を流す時、もうそれだけで浄化が起きているような

癒しの力を感じます。

それは、「あなたのために泣く私ってやさしい」

みたいなエゴから来るのではなく

ただ、相手を信じ、思いやる純粋な愛が

相手の心のとげを溶かすのです。

そう、まるで「雪の女王」で

カイの心臓に刺さった鏡のかけらが

ゲルダの涙で溶けたように。

 

これを目の当たりにすると

蟹座のお世話は、なーんの役にも立たないわな!

って無条件降伏ですよ(笑)

こうして蟹座もコントロールを手放すのでした。

魚座の浄化力、すごいっ。

 

そして、私にとっては魚座は

占星術の「解釈」で言えば

インターセプトのサインといって

ホロスコープ上で感じづらい。

魚座に天体もない。

 

でも、もう私の意識が徐々に

魚座の精神性、全体性に向かっていっている、

と感じるのは、周りにいてくれる魚座さんの

思いやりに感動するからなのです。

だから、やっぱり12サイン全てが自分の中にあるし、

そこを統合していくことが、私達の道筋なのだな、

と思っています。

 

この、溶け合った思いやりの世界から

また、個を学ぶ牡羊座へ。

こうして、ぐるぐると、私達は

12サインを学び続けているのでしょうね。

 

私が大好きな魚座の人については

以前書いた「魚座の彼らへのラブレター」

も読んでみて下さいね。

(Mr.children桜井和寿さん、ゴスペラーズ北山陽一さん)

 

これで12サイン全部、しくみを書き終えました!

またこういった、ブログで学べるシリーズ

やっていこうと思いますが、次に思いついたのは

「タロットカードとの関連で学ぶ12サイン」

です。

近々、シリーズ化しますので、

こちらも読んで下されば嬉しいです。

 

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虹次回星のまなびば

対話を通じて、自分の中にある想いを感じる場です。

次回星のまなびばは、2月に2回行う予定です。

1回は、2/22の昼間と決まりました。

 

虹きつねさんのindex

3月1日(木)東久留米で開催予定です。

 

今日もお読み下さいましてありがとうございました♪