こんにちは!たかはしゆうこです。

さあ、今日も綴りますよ。

12サインへのラブレターシリーズ

 

今日は昨日の山羊座の真反対にいる

こちらの

戦車、でございます。

これは、蟹座のカード。

私、太陽水星火星が蟹座です。

蟹座ってすごく誤解されていて

「母性あふれる優しい星座」

って思っている人が多いけど、

私はこの「戦車」のカードが

まさに蟹座の本質だと思っています。

 

戦車って前に突き進みますよね。

前に、蟹座の占星術家でもある

石井ゆかりさんの本の帯に

「母性的なんてとんでもない!

誰よりも臆病なくせに

誰よりも、危険な場所に

突っ込んでいく。」

と書かれていて

もう、蟹座の私は激しく同意したのです。

 

関口シュン先生の講座でも

一番笑ったところは

「蟹座は家にいない」

はい、そうなんです。

実はあまり、家にいません。

ちょろちょろ出かけてしまうのです。

もちろん、家が「安心できる居場所」

である蟹座の人は、家が大好き、

という方もいるかもしれないので

一概には言えませんが。

 

蟹座って、三区分では活動なので

動いてナンボの人達なのです。

でもね、どうして動いているかっていうと

「捨てられる恐れから逃れるため」

なのです。

これは、水のエレメントの人は全員持っている、

と関口先生は仰っていましたが

その通りだと思います。

 

水のエレメントの人達は「感情」を大切にします。

相手に共感し、心を通わせたいという願いを

持つのですが、感情をむき出しのままにすると

傷つけられてしまうので、何らかの方法で

守らなくてはなりません。

魚座は守れない(ほぼノーガードで

勝手に流れ込んできてしまう)のですが

その代わり空想へ逃げます。

蟹座は、自分の甲羅で、

蠍座は、毒針で、

自分を守るのです。

 

蟹座がおせっかいを焼き、

せっせと周りの人をお世話したり、

仕切ったりするのは

全部、この

「捨てられる恐怖」

の裏返し。

「あなたのためだから」

と言って、どんどん、相手のするべきことまで

横取りして、ダメンズ作って、

依存関係を作り上げてしまう。

それは、相手がダメなんじゃなくて

蟹座の方が依存させちゃったんです!

しかも、それは本当は「自分の欲望」ですよね。

1人は怖いから、誰かに必要としてほしい。

これ、結局は自分のエゴ以外の何ものでもないです。

(うわー、自分で書いてて刺さるわ…)

 

蟹座は、自分の内側(甲羅の中)と

外側(甲羅の外)の世界では

見せる顔が全く違います。

なぜなら、蟹座の甲羅は、

蟹座自身が持っている

「柔らかくて壊れやすいもの」

を守るためのシステムです。

そのために一生懸命、場を作り、

人を守ろうとするのが蟹座です。

だから、自分が甲羅の中に入れた人には

蟹座はすごく優しく、場の空気を読み、

親しみやすい安心できる場を提供します。

蟹座は自分の甲羅の中に入れた人は

「自分自身」となっているのです。

でも「甲羅の外」だ、いわば、自分にとって

好ましくないもの、排除したいもの、

と見なしたものに対しては

例え、血縁関係があろうと、

徹底的に冷たくできるのも、また、蟹座です。

この「好き嫌い」の判断基準は

「感情」に他ならないので

一定の基準もありませんし、

まさに「気分次第」とも言えます。

蟹座の支配星は月。

お月様のようにコロコロ形が変わる

そんな基準で、自分の内側と外側を

判断しているので、他の人から見たら

意味不明なこともあるでしょう。

実際、正義感の強い牡羊座から

「それはおかしいと思う」と突っ込まれたり

バランスや公平性を重んじる天秤座から

「ひいきしないで、みんなと仲良く」と言われたり。

でも、ペーペーの蟹座は、

この「好き嫌い」のベースになっている

「感情」という不安定なものを

自分でも、持て余しているのです。

だから、すごく優しかったかと思えば

突然、激流のような感情の波を爆発させて

周囲をとても驚かせることがあります。

 

これ…私、本当に若い頃に

いっぱい、身に覚えがあってショボーン

いつも不安でいっぱいだから

周りの人に一生懸命尽くしてお世話して

本当は、自分が守ってほしいと思ってるのに

一生懸命、みんなを守ろうとして

できなかったり、とても悲しいことや許せないことを

してしまう人がでてきたりすると、もう我慢できなくて

大爆発&激流

になってしまうのです…。

私は、そういう自分をとっても恥じて

月星座である、山羊座に逃げ込んで

「大人で理性的(感情にはドライ)であること」

を目指していたことがあります。

もう、感情的な自分はこりごり!と

自分の感情自体をまるごと否定していました。

 

でも、これだと、蟹座の良いところも消えます。

私の月星座がいくら、山羊座だったとしても

私が目指すところは太陽の蟹座なのですから、

蟹を否定して山羊をやっていたところで

統合は起きていかず、心理的な成長もなく、

ペーペーの蟹座のまま、

ダメンズメーカーで不安から人のお世話をして

共依存になる、残念な人生を送ることになる。

 

そんなの嫌だー!

と思って、自分の「感情」と

自分が、まっすぐに向き合うようになってから、です。

私が、蟹座としてちょっとだけ、成長できてるかな?

と思えるようになり、

蟹座も悪くないじゃん、と感じるようになったのは。

 

まず、蟹座は好き嫌いがあってもいい。

これを変に、「公平でいこうね!」と

天秤座の真似(蟹座は模倣が得意です♪)して

みんなとバランスとって、スマートに…

蟹座にとって、天秤座って憧れだからねえ。

でも、そうしようとすると、蟹座の本質が死にます。

自分の中の好き嫌いを認めて、

嫌なものは嫌でいいのです。

魚座みたいに全部がつながっている大きな愛とか

そういうのは目指さなくていいのです。

そして、相手を守るために自分の感情を我慢せず

まずは、自分で自分の面倒を見る。

関口シュン先生が講座で教えて下さった

この言葉が、とても心に響きました。

蟹座は、捨てられる不安から人の面倒を見る、

と上で書きましたが

その不安や心配、怖れと

まず自分自身が向き合うということです。

「怖いんだね。不安なんだね。」と。

それを人のお世話で解消しようとするから

おかしなことになっちゃうだけの話。

 

蟹座が作るべきは

自分の心のよりどころ。

自分が落ち着ける、還れる場所。

ここ、とっても重要です!

 

そのためには、次の獅子座の

勇気を取り入れていけるといいのでしょう。

自分と向き合う勇気。

自分が面倒を見たい相手をゴールに向かわせる勇気。

 

自分が一方的に面倒を見るのではなく

守ったり、守られたりする相互的な関係性。

これを、自分の小さな安心できるコミュニティで

共感しながらしていけるようになるのが

蟹座が本来、目指していきたい世界なのです。

 

蟹座のテーマは「I feel.」

私は感じる。

感受性の塊みたいな蟹座なのです。

だから、「気分」に左右されます。

これはもう、仕方ないことなのです。

周りの人も、蟹座を理詰めで説得しよう、

と考えるのは諦めましょう。

蟹の人達は「私が嫌だって言ってんだからダメ!」

って言って来ると思います。

面倒くさいと思うかもしれないけど

そのうち気分が変わるかもしれないので…。

そして、蟹座の人達も、そういう「気分」で動く自分を

まるごと認め、まあ、しょうがないかな。

と受け容れることです。

これを、下手に感情を抑えようとしたり

我慢したりすると、上の

大爆発&激流

で、そのうち、周りも巻き込んで

もっと大迷惑なことになりますから…。

 

シュタイナーの12感覚では

蟹座は「聴覚」です。

上位感覚のひとつになっているので

14歳以降に育つ感覚です。

これは「内側を聴く」ということなのだそうで

視覚と対照的なのですが

視覚は外界のものを見にいくが

聴覚は、自分を横に置いて、他のものや

他の人間の中に入っていくことだと。

シュタイナー教育が「静けさ」を大事にするのは

この「聴覚」という感覚が、とても微細で

「耳を澄ます」ことは、任せたり、委ねたりすることができる。

と書かれていました。

今、倍音とかトーニングが大好きな私

蟹座の聴覚を使おう、感じようとしているのかもしれません。

 

さて、彼らへのラブレター♪

今日もリクエストで。

まずは昨日の教授からのYMOつながりで

細野晴臣さん

月の度数にもよりますが

太陽・月・木星で

綺麗な水のグランドトラインがあります。

細野さんといえば

はっぴいえんど

ティン・パン・アレー

YMO

とユニットやグループ活動をされて、

ソロアーティストとしても活躍されてきた

まさに、日本の音楽シーンに

常に新しい風を吹き込んできた方。

でも、この方のベースになっているのは

水のグランドトラインにある

「感情」の交流、共感なのだな、と感じました。

 

この、大滝詠一さんとのエピソード

にあるように、エイプリル・フール結成や

はっぴいえんど結成の時には

自分と気の合う人と頻繁に行き来して

自分の世界を深めていったのだと思います。

でも、蟹座は自分の内側と外側が

とってもハッキリしていますし

細野さんの場合は、水のグランドトラインで

月が魚座ですから、自分と思いが合わなくなると

もう一緒にはいられない、というのがありそうです。

これが風だったりすると、まあそれはそれとして

仕事ではやっていく、という

割り切りができるんですけどね。

細野さんは太陽・水星・金星蟹座ですから

「自分の好きな人で周りを固めて

その中で仲良くやっていきたい」

という思いは強いのではないでしょうか。

なので、グループという形態より

ソロで誰かと組む、という方が合っているのかも。

YMO時代の話を読んでいても

やっぱり双子座の高橋幸宏さんが

蟹座の細野晴臣さんと、山羊座の坂本龍一さんの

リーダーシップどっちが取るの?

の調整をしている図式が浮かびます。

そうなんですよね。3区分の活動同士は

行動パターンが同じだけど

価値観が違うから、結構ぶつかるんです。

そこを柔軟の高橋さんが取り持っていたんでしょう。

 

ただ、細野さん自身も火星が双子座で

獅子座の土星・冥王星、天秤座の海王星と

小三角を形成しています。

これらの星のコンビネーションですから

扱いはかなり難しく…

若い頃はいろいろ大変だったのだろうと

予想されますが、細野さんが自分の情熱を

イメージをどんどん膨らませながらも

きちんと形にしたり、でも、もう合わないと思ったら

スパッと切ったりして、いつも最新の、スタイリッシュな

音楽を提供してきたのは、ここがあるからかも。

と思います。

 

あと、細野晴臣さんといえば

スーパーゼビウスをはじめとした

ゲームミュージック!

ファミコン世代の人は一度は聴いたことある。

でも、間違ってはいけないのは

これは「プロデュース」で、作曲じゃないということね。

こちらの記事を読んでもらえると分かりますが

細野さん自身がゼビウスのファンで

話の流れから、ゲーム音楽をアルバムとして

リリースする際にアレンジを頼まれた

というのが正しいようです。

 

次に山本正之さん

今日のお2人、どちらも

太陽蟹座、月魚座

が共通しています!

この方からのリクエストだけど

そのタイプがお好きなのかも♪

太陽蟹座、月魚座といえば、もう

「感情」

の人ですよ。

理詰めは全く通用しない。

だから、風のエレメントが強い人とは

合わないかもと思います。

月魚座だから、柔軟に対応もできて

誰でも受け容れるところがあるけど

よーく見ていくと、やっぱり好き嫌いはあって

理屈じゃなく、この人とは合わないな、

という判断基準で動いています。

山本さんの場合は火星も蠍座で

火星蠍座は本来の居場所なので

(蠍座の支配星は、冥王星以外に

サブルーラーで火星です)

自分の好きなことにとことん集中して

そこをやっていこうとする。

 

山本さんは中日ドラゴンズの応援歌で

デビューしてたんですね!

それは知らなかった。

私にとってはタイムボカンとヤッターマン。

それと、ウィキペディアにも載ってないけど

「ここはグリーン・ウッド」の

イメージアルバムで、蓮川くんの歌を歌ってました。

 

山本さんの活動を見ているととても感じるのが

ファンとの交流を大事にしているところ。

自分を好き!って言ってくれる人を

大事にしようとしているのですね。

ここが蟹座っぽい。

特にウィキペディアで知った

マサユキ前線という活動。

全国ツアーだけど、非常に小規模な上

赤字覚悟のツアー

と書いてあるところが、蟹座であり魚座っぽくもある。

自分の好きを、好きって言ってくれる人と

ずーっと一緒にいたいのです。蟹座は。

共感してもらえるとすごく嬉しいから。

 

水星は獅子座で、天秤座の海王星とセクスタイル。

仕事では目立つのがいい!

オレ流を通すところもあると思う。

水星は牡牛座の木星とスクエアもあるので

仕事を広げたり、何かチャレンジしたりしようとすると

ちょっと負荷がかかるかもしれない。

 

あとは、太陽天王星コンジャンクションなので

山本さんも、自分の個性を見せていった方がいい人。

だけど、ここに海王星がスクエアなので

自分の理想を打ち出していく時に、

何となく曖昧になってしまったり

天王星との絡みで、1人浮いてしまったりすることも。

 

あと、金星海王星スクエアですね。

この配置はミュージシャンにはいい、と

この間から何度か書いていますが

スクエアだから、その葛藤をバネにして

楽曲を作っていく感じでしょうか。

 

山本さんのライブは、必ず生演奏で

ギターでやるそうです。

その場の空気感や、

やり取りを大事にしているんでしょうね。

 

蟹座の人が大事にしたらいいのが

「笑い」

と関口先生が仰っていました。

確かに、蟹座のお笑い芸人は多いです。

有名なのは明石家さんまさん。

蟹座の、甲羅の中にある

傷つきやすいけど、エネルギーいっぱいの

感情。

これを、笑いに転換して、周囲に放つ。

これができると、蟹座の人は

自分の激しい感情を持てあますこともなく、

周りを喜ばせることで、自分の居場所も見つかり、

安心できるのではないでしょうか。

なぜなら、蟹座は活動だから、

感情も結局、抑えてもダダ漏れてしまうのだそうです。

蠍座みたいに隠しきれない。

だから、抑えない方がいいのです。

変に抑圧するから、激流がいつか来てしまう。

蟹の人は、感じるまま、その感情を

どう生かすか考えていくといいと思います。

私も模索中です(笑)

 

それと、蟹の人は好き嫌いを認める。

好き嫌いをなくすのではなく、

天秤座の「付き合い方」を取り入れると

いいのだと思います。

自分が好きな人との付き合い方、

嫌いだなと思う人も、排除ではなく

どういう距離感で付き合うか。

それを知ると、厚みが増しますよね。

蟹座の世界ってヤクザ、とも言われます。

身内はとことん面倒見る。

でも敵と見なしたら徹底的に戦う。

そんなところが、「戦車」だなあと思います。

でも、そのままいくとペーペーの蟹座を

抜け出せないので、身内じゃない人とも

どのように関わるか、それを考えればいいです。

付き合わなくていい人とは付き合わない、

という選択肢も、蟹座には大事。

我慢に我慢を重ねて、爆発するよりは

最初から距離を置くというのも

お互いの世界観の尊重です。

そうすれば、別に敵もいないし

排除もする必要ないよね。

 

関口先生は、水のエレメントの人は

「誰かを勇気づけられる

(火を取り入れた)

水になるといい」

と仰っています。

私は火のエレメントが1つしかないので

これをずっと課題にしてきましたが、

最近では「裕子さんは勇気と情熱の人に見える」

と言われるようになりました。

だんだん、統合されてきたかしら。

 

関口シュン先生講座の双子座&蟹座を

占星術仲間のJunさんが

素晴らしくまとめていました!

関口シュン先生心理占星術基礎編第6回

 

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たかはしゆうこの

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※2月対面個人セッション、満員御礼です♪

3月はスケジュールまだ出していませんが

既に埋まりつつあります!

 

※勇気づけ単発講座3/7(火)に開催予定。

星のまなびば金星編

3月14日(火)、3月21日(火)

開催決定しました!

それぞれ残席4です。

 

今日も読んで下さいまして感謝です♪