昨日、台風の中、強行軍して参加した

「天使のトリヴィア」

 

きつねさんこと、てっぺいさんの講座は

どれもエッジが立ってる。

(ちなみに↑のリンク先の記事は

てっぺいさんのブログの中での一押しです!)

 

 

 

今回も、「天使」とタイトルについているが

天使のことをガッツリ語る講座ではなく

「レジリエンス」

のことが重要。


ではあるけど、やっぱり、全体を聞いてみると

ちゃんと、神学のパートが「レジリエンス」の説明に

生きてくる。

 

今の心理学に、神学をプラスすることで

三次元化する!

人間の脳は、二次元的にものを捉えていて

鳥やイルカの「空間」を含めた認知は

人間より上。

二次元的なものの捉え方の限界。

心に、三次元の広がりを持たせることによって

「高み」と「深み」の軸のイメージをつかむ。

 

バーッと羅列すると

流れはこんな感じなのだけど

聞いてない人には意味分からないね…

なにせ、「現代日本の天使はウルトラマン」

という話も飛び出てくるので、

ホント、全体を通じて聞かないと訳わからないの。

 

講座の中でマイスター・エックハルトの紹介と

説法が出てくるのだけど

「自分と同じように、みんなを大切にする」

「神様から何かをもらうイメージを捨て去る」

といったことが出てくる。

私は、キリスト教のことをだいぶ誤解していたようです。

しかも、エックハルトのように

「神様から何かをもらうイメージを捨て去る」

ということを語っていた人が、1200年代にいた、というのが

ビックリでした。

 

てっぺいさんは、

「僕の朗読では響かないかも」

と言っていたけど

いえいえ。

何というか…聞いているうちに

心の中に馬が疾走するような

不思議な感覚がありましたよ。

 

レジリエンスのところで

「自己肯定感」の話も出てきたけど

もともと、私が心理学や心の話に

引き込まれたきっかけが、これだったので

改めて、てっぺいさんの切り口で

このことを聞けたのはすごく良かった。

 

「自己肯定感」のレンジの広さと

1人1人、オーダーメイドでアプローチしないと

「自分大好き」で行ける人と

「徹底した自己否定」でやる人とで

タイプもパターンも違うということ。

 

そうなんだよね…

ノウハウとかテクニックに

私が全く興味を持てないのって

そこなんだよ。

個人セッションが大好きなのも。

 

だって、みんなに当てはまるやり方とか

アプローチって、ないんだもん。

お尻たたいた方がいいクライアントさんもいれば

ありのままを受容するだけで、

自分でバンバン気づくクライアントさんもいる。

 

そして、自己肯定感だけでは

魂に翼はできない。

魂に強靭なワイヤーを入れるには。

 

「神様」

 

っていうものが何なのか?

そこを知っておくと良いということ。

 

うーむ、とうなりました。

私が、昔から好きだったけど

今、特に神道や仏教、キリスト教など

神様や仏様のことを学びたい、と思っているのって

自己肯定感だけでは、届かないところがある、

という、感覚。

こことつながっていたのか!と思いました。

 

そして、高みや深みを知るための方法。

これもまた、ひとりひとり違う。

昨日、てっぺいさんはオリンピックの

アスリートのこともちらっと話していて、

その通り!と思ったんだけど

オリンピックでみんな金メダルを

目指してはいるけど、

それ以前に、あの場に立っているアスリートは皆

「身体の奥底からわき上がってくるような

静かな震え」

「本物の喜びや本物の誇り」

(村上春樹「沈黙」より)

これを体験しているんだよね。

自分なりの、その方法を見つけること!

と、言われました。

見つけたら、その世界のトップクラスの人が

どれだけすごいか、分かるから。

 

私の場合、占星術の世界でそう思っています。

関口先生や、リマーナすず先生のような

深淵で、膨大な叡智を

その人に寄り添いながら、使っていく。

決めつけるセッションではなく

様々な角度から、その人を見つめていく。

あの高みと深みが、すごいなーと眺めている。

自分に届くかどうか分からないけど

そこを目指しています。

 

このことが分かって良かった。

と同時に、自分の子どもは、

どうやったら、その「深みを理解するきっかけ」を

獲得できるのかな…とゲッソリ

 

でもね、これも、やっぱり取り越し苦労。

私、親から占星術を提示されたわけじゃなくて

勝手に自分で見つけちゃったし。

いろんなことを、親子で体験したり

子どもに「こんな世界もあるよ」と見せたりしながらも

本人が選び取るのに任せること、なんだろうね。

 

帰り際にアドラーの話もちらっとできて

アドラーは「哲学」に近いから。

という感覚は、私もすごく感じていたことだった。

 

アドラー心理学を、テクニックとして使うのは

劇薬のように効果は上がるけど、非常にリスキー。

本来、アドラー心理学は、少しずつしみついていく

「在り方」だから。

 

「自己責任」

とか

「課題の分離」

人を突き放すのに使っている人も

たまに見かけるだけに、そこはアドラーが言いたかった

神髄のところじゃないんだよね、と私は思う。

(岸見先生も、課題の分離は自分が人の問題を

背負い込もうとしている時は使うけど

誰かに向かって言うことじゃないと仰ってます)

 

というわけで、私は私のことを浄化しながら

私の高みと深みを、少しでも誰かに伝えられるよう

精一杯やっていくだけ

という結論になりました。

 

って、このレポ読むと

どこが「天使のトリヴィア」なのか?天使

って感じですよね。

ただ、私はこの講座を聞いて

ますます神学に興味を持ちました。

エックハルト…読める自信はないけど

チャレンジしてみるかなあ。

きつねワールド、面白いです。

 

プロジェクターの絵が!

すごく面白かったです~。きつね画伯の絵、好きだ。

 

いつも素敵な講座を主催して下さる

久美さん

ありがとうございます☆

 

9月~10月にかけてのイベント関係

一気に告知した記事がこちらにUPされています!

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大好評のきつねさんの講座は、10月分まで満員御礼。

あとは11/14の「青の書」のみ。

indexをどこかで受けた方が参加できます。

9月12日以降に告知をしますので

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