赤穂浪士討ち入りの日に、今年読了していた『新編忠臣蔵』についてのN嬢との会話を思い出す。 | yoshinology

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世の中に偽りというものが無ければ、疑いが生じない。疑いが無ければ、探求が行われない。探求が無ければ、知恵も、知識も、天才も生まれない。 —Walter Savage Landor

 今日は早起きの必要が無い日でした。四時間十分程の寝坊で身体を起こし、お薬とグルタミンを飲んで朝食を頂き、洗物をして歯を磨いて食後一時間が経った事を確認して身体を動かし、運動を終えて一休みの時間を過ごして洗顔と塗布をしました。

 夕方から夜に掛けて、学校から帰宅した息子を迎えて水泳教室行きを見送り、EH様、HK様をお迎えした以外には、家の整理らしき事をしました。今週月曜日に引越をした我々です。とは言え大きな家具を移しただけで、細々とした物は少しずつ移しているのですが、明日は朝からお掃除屋さんが来る予定になっており、かなり大掛かりなお掃除になるので、お掃除をお願いしている部屋だけは、大掛かりなお掃除が出来る状態にしておかなければなりませんでした。

 そういう訳で物の整理や移動をして一日が過ぎました。僕の事なので抜けている所はあると思いますが、少なくとも明らかに抜けている所は多分無いと思います。N嬢は深夜勤務でしたが、お掃除屋さんにお掃除をお願いしている各部屋の全体を写真に撮影し、深夜勤務中のN嬢に送り、抜けている所を指摘してもらったり完璧だと太鼓判を押してもらったりしました。転居後大掃除前掃除、頑張りました。

 

 そんな今日も、転居後大掃除前掃除以外には特筆すべき事が無く、ウィキペディアを徘徊しました。今日は赤穂浪士の討ち入りの日でした。そう言えば十二月の半ばでした。

 今年九月に吉川英治の『新編忠臣蔵』を読了しています。読んでいた時、「ただの、『吉良上野介のパワハラが原因で浅野内匠頭が切れちゃって、切れちゃった責任を取って切腹して、殿の切腹に納得出来ない家臣四十七人が復讐して、復讐した四十七人全員が切腹した』っていうだけのお話なのに、何でこんなに人気なんだろうね」とN嬢に言ったら、「ただのそれだけのお話を人気にするだけの膨らませ様があるんでしょう」と言われました。そうだよなあと思いました。僕の忠臣蔵歴は、『徳川綱吉 イヌと呼ばれた男』とこの『新編忠臣蔵』だけですが、実際とても素敵なお話だと思います。

 

 明日も早起きの必要が無い日です。