阪神人気の歴史 | ジャイアンツ&ファイターズの二刀流応援ブログ

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勤労感謝の日の今日の横浜は気温21℃と汗ばむくらいの陽気晴れ

 

そんな小春日和の日に関西では、阪神の日本一とオリックスの日本二のパレードが行われて盛り上がったそうですね。

 

 

その関西で阪神の人気が圧倒的なのはなぜか。

 

歴史を調べると、その要因は1950年のプロ野球の2リーグ分立にさかのぼるそうです。

 

球団を持つ鉄道会社が協力関係にあった中、南海、近鉄、阪急はパ・リーグに加盟したが、阪神はセ・リーグを選びました。

 

当時は裏切りとみる向きもあったそうですが、結果として先見の明があったということでしょうか。

 

 

60年代ごろから一般の家庭にテレビが普及すると、読売系列の放送網が力を発揮し、セの各球団がジャイアンツ戦を収入源にするビジネスモデルを成立させました。

 

一方のパはメディア戦略で立ち遅れ、関西に南海・阪急・近鉄の3球団が集中したことも足かせとなり、関西唯一のセ球団の阪神にメディアの露出が集中しました。

 

地上波の放送回数もスポーツ紙の1面も阪神に偏っているのは、80年代までの図式がそのまま引き継がれているということが大きいでしょうね。

 

 

だが、最近はオリックスの人気が上昇しているそうです。

 

今季の主催試合の来場者数は、リーグ2位の194万7453人。

 

グリーンスタジアム神戸(現ほっともっと神戸)を拠点に、リーグ2連覇を遂げた1996年の179万6千人を上回り、球団史上最多を記録しました。

 

地域密着をめざした球団の努力が実を結びつつあり、また強くなったのも要因でしょうね。

 

それに加えて、パ全体でネット配信の仕組みをつくるなどメディア戦略も工夫を重ねています。

 

阪神とともにオリックスの人気も上がって、関西はますます盛り上がることでしょうね。

 

 

 

 

それをみると、我がファイターズは大丈夫かと心配になってきます。

 

というのも、来季もエスコン一本で、道内の旭川や函館などや東京ドームの主催試合は無しとのこと。

 

百歩譲って東京ドームは仕方ないとしても、せめて道内各地は開催してほしかったですね。

 

北海道移転時の地域密着をめざしたあの理念はどこにいったのでしょうか。

 

北海道民は新しいもの好きですが、飽きるのも早いのです。

 

札幌ドーム晩年の弱かった時は、大都市の札幌でもガラガラでしたからね。

 

いつまでもエスコン頼りにして道民をないがしろにすると、エスコンが珍しくなくなった時が心配です。