YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -379ページ目

治る人治らない人

以前、ある医師の全国組織の理事長先生が酒席でこんなことを仰っていました
「何十万人も治療してきて俺はどんな病気でも最初に治療した後、治る人と治らない人が明確にわかる。最初に治療した後、体の変化をきいた時にいきなり「ココが痛い」とか「まだここに痛みが残ってる」と言うことばかりで、最初に「~が良くなった」「~の痛みがましになった」と喜んで言わん患者は治らん。その人は自分の病気をすぐ治るもんだと甘く考えている。何ヶ月、何年もかかって原因があって病気になっているのを忘れて、なんでもすぐ治してくれなけゃ医者失格だと思っとる。それは心の病気だ。なんでも自分の思い通りにならなきゃならんと言うその欲が、自分の病気を引き起こしている事に気づいとらん。それに自分自身も治らんもんだと思い込んでるから、ことさらそれを言い立てて、無意識に治らん気持ちを強化しようとしとる。医者(治療者)や自分の治癒力を疑ったりしとるから治療に非協力的だし、「治せるもんなら治してみろ?」とでも言わん態度で交感神経を緊張させて自分の治癒力を弱めてる。それは心の病気だ。素直じゃない患者は治りにくい。」
「ではどんな患者さんが治りやすいんですか?」
「簡単だ!最初に治療した後に「こんなに動くようになりました!」「こんなに良くなりました!」と喜んで言う患者はどんな病気であっても治る。自分が治ることを信じれている。自分が治っていくんだって事を自分で知っとるから、前向きなで素直な言葉が出る。喜んで感謝の言葉が出る。医者が治療する以上に副交感神経と自然治癒力が働いて、相乗効果でその人自身が元気になっていく。」
「なるほど」
「この話をした時に「はっ」と気づいた顔になる人はまだ見込みがある、その人は自分がなんで治らんかうすうす感づいてる人だ。素直な気持ちが元々あるから次から治療すると元気になっていく。ところが「でも」とか「でも先生」って言う人は駄目だ。デモデモ病にかかってる(笑)。病気のせいかもしれんが心が弱ってる。病気と心の関係をなめとる。心がどんなにカラダに影響を及ぼすかわかっとらん。君たち東洋医学をやっとる者は「心身一如(心と身体は一体である)」と言うだろう。そう言うことだ。自分の思うとおりにしか治りたくないと思っとる患者さんをメスをつかって今の医学でどうやって治す?心も身体も治療しなきゃならん(笑)。治療成績を上げたかったら治らん人はほっといて治る人だけ治してたらいいけど、そうはいかん(笑)。治らん人も毎日啓蒙活動しなきゃならん。カウンセリング料だけ別に請求したいくらいだ(笑)」

一言一句と言うわけではありませんが、大意はこんな感じだったと思います。
ある学生さんから相談を受けて、ふと思い出したので書いてみました。

何十年と最前線で臨床を重ねてきた先生のお話は頷けるところがありますよね。
身体だけでなく「治らない」と言う心の病気にならないようにしたいものですね。

山元式新頭鍼療法YNSAセミナー 初心者向けのお知らせ

9月に関西中医鍼灸研究会で冨田が講師となって山元式新頭皮鍼療法(YNSA)の初心者向け講習会を行う予定です。今回はYNSAの基本ポイントについてお話させていただこうと思います。ご興味のある方はぜひご参加ください。
詳細が決まりましたら、ホームページで告知させていただきます。

鍼灸治療の主作用、副作用について

おはようございます。
雨も止んですっかり良い天気ですね。
今日は患者さんの辛い症状に関するお話です。

慢性疾患や難病を抱えていらっしゃる患者さんを治療していると、
「以前、~の~という治療を受けて、腕が動かなくなったのです」と言うお話を伺う時があります。
総じて、~の治療を受けたから、~が悪くなった、~の症状が出てきたと言うお話です。
不思議とドクターショッピングを繰り返されている患者さんに多いです。
さて、本当に患者さんは悪化したのでしょうか?
例えは、リウマチ患者さんで「~と言う治療法を受けたら、腕か曲がらなくなった」と言うお話を伺った場合、医療従事者は二つの可能性を考えます。

すなわち
一、本当に治療の副作用として悪化した

二、治療の副作用ではなく、病気が進行した結果症状が出てきた。

と言う事です。
実際にステロイドを使って、胃が痛くなった、長期使用で骨粗鬆症になった、などの症状は一のパターンと言えるでしょう。
しかし、リハビリや徒手療法を受けて症状が悪化したと患者さんが仰る場合、実は二のパターンの事が大変多いです。
これはリハビリなり、徒手療法にリウマチもしくはその病気の原因を改善もしくは抑制する効果がなく病気自体が進行してしまったと言う事ではないでしょうか?
実際この事を仰る患者さんには、ドクターショッピングを繰り返されている方が多いとお話しました、根本に隠れているのは、「医療に対する不信感」であり、「もっと副作用なく簡単に楽になりたい」「実は医学も発展しているので簡単に治るのではないか」と言う気持ちです。
お気持ちはわかるような気がします、誰でも「早く良くなりたい」というのは偽らざる本音ではないでしょうか?
しかし、実際は長い時間かかって悪化してしまったカラダの舵を良い方向を向けるには一定の期間がかかりますし、体質改善や根治にはリバウンド期間が存在するのです。また新薬などを使って短期間で改善した場合は、結局元に戻ってしまうことも多くあるのです。

当院で「まずは三ヶ月、もしくは半年とにかく一緒に頑張りましよう」と言うお話をするのは、膨大な臨床例の結果、慢性疾患もしくは難病を改善するには一定の時間がかかる事が事実としてある事を知っているからです。

つらい症状は当院で治療を受けていれば一生続くわけではありません。
あせらず、じっくり治して行きましょう。