治る人治らない人
以前、ある医師の全国組織の理事長先生が酒席でこんなことを仰っていました
「何十万人も治療してきて俺はどんな病気でも最初に治療した後、治る人と治らない人が明確にわかる。最初に治療した後、体の変化をきいた時にいきなり「ココが痛い」とか「まだここに痛みが残ってる」と言うことばかりで、最初に「~が良くなった」「~の痛みがましになった」と喜んで言わん患者は治らん。その人は自分の病気をすぐ治るもんだと甘く考えている。何ヶ月、何年もかかって原因があって病気になっているのを忘れて、なんでもすぐ治してくれなけゃ医者失格だと思っとる。それは心の病気だ。なんでも自分の思い通りにならなきゃならんと言うその欲が、自分の病気を引き起こしている事に気づいとらん。それに自分自身も治らんもんだと思い込んでるから、ことさらそれを言い立てて、無意識に治らん気持ちを強化しようとしとる。医者(治療者)や自分の治癒力を疑ったりしとるから治療に非協力的だし、「治せるもんなら治してみろ?」とでも言わん態度で交感神経を緊張させて自分の治癒力を弱めてる。それは心の病気だ。素直じゃない患者は治りにくい。」
「ではどんな患者さんが治りやすいんですか?」
「簡単だ!最初に治療した後に「こんなに動くようになりました!」「こんなに良くなりました!」と喜んで言う患者はどんな病気であっても治る。自分が治ることを信じれている。自分が治っていくんだって事を自分で知っとるから、前向きなで素直な言葉が出る。喜んで感謝の言葉が出る。医者が治療する以上に副交感神経と自然治癒力が働いて、相乗効果でその人自身が元気になっていく。」
「なるほど」
「この話をした時に「はっ」と気づいた顔になる人はまだ見込みがある、その人は自分がなんで治らんかうすうす感づいてる人だ。素直な気持ちが元々あるから次から治療すると元気になっていく。ところが「でも」とか「でも先生」って言う人は駄目だ。デモデモ病にかかってる(笑)。病気のせいかもしれんが心が弱ってる。病気と心の関係をなめとる。心がどんなにカラダに影響を及ぼすかわかっとらん。君たち東洋医学をやっとる者は「心身一如(心と身体は一体である)」と言うだろう。そう言うことだ。自分の思うとおりにしか治りたくないと思っとる患者さんをメスをつかって今の医学でどうやって治す?心も身体も治療しなきゃならん(笑)。治療成績を上げたかったら治らん人はほっといて治る人だけ治してたらいいけど、そうはいかん(笑)。治らん人も毎日啓蒙活動しなきゃならん。カウンセリング料だけ別に請求したいくらいだ(笑)」
一言一句と言うわけではありませんが、大意はこんな感じだったと思います。
ある学生さんから相談を受けて、ふと思い出したので書いてみました。
何十年と最前線で臨床を重ねてきた先生のお話は頷けるところがありますよね。
身体だけでなく「治らない」と言う心の病気にならないようにしたいものですね。
「何十万人も治療してきて俺はどんな病気でも最初に治療した後、治る人と治らない人が明確にわかる。最初に治療した後、体の変化をきいた時にいきなり「ココが痛い」とか「まだここに痛みが残ってる」と言うことばかりで、最初に「~が良くなった」「~の痛みがましになった」と喜んで言わん患者は治らん。その人は自分の病気をすぐ治るもんだと甘く考えている。何ヶ月、何年もかかって原因があって病気になっているのを忘れて、なんでもすぐ治してくれなけゃ医者失格だと思っとる。それは心の病気だ。なんでも自分の思い通りにならなきゃならんと言うその欲が、自分の病気を引き起こしている事に気づいとらん。それに自分自身も治らんもんだと思い込んでるから、ことさらそれを言い立てて、無意識に治らん気持ちを強化しようとしとる。医者(治療者)や自分の治癒力を疑ったりしとるから治療に非協力的だし、「治せるもんなら治してみろ?」とでも言わん態度で交感神経を緊張させて自分の治癒力を弱めてる。それは心の病気だ。素直じゃない患者は治りにくい。」
「ではどんな患者さんが治りやすいんですか?」
「簡単だ!最初に治療した後に「こんなに動くようになりました!」「こんなに良くなりました!」と喜んで言う患者はどんな病気であっても治る。自分が治ることを信じれている。自分が治っていくんだって事を自分で知っとるから、前向きなで素直な言葉が出る。喜んで感謝の言葉が出る。医者が治療する以上に副交感神経と自然治癒力が働いて、相乗効果でその人自身が元気になっていく。」
「なるほど」
「この話をした時に「はっ」と気づいた顔になる人はまだ見込みがある、その人は自分がなんで治らんかうすうす感づいてる人だ。素直な気持ちが元々あるから次から治療すると元気になっていく。ところが「でも」とか「でも先生」って言う人は駄目だ。デモデモ病にかかってる(笑)。病気のせいかもしれんが心が弱ってる。病気と心の関係をなめとる。心がどんなにカラダに影響を及ぼすかわかっとらん。君たち東洋医学をやっとる者は「心身一如(心と身体は一体である)」と言うだろう。そう言うことだ。自分の思うとおりにしか治りたくないと思っとる患者さんをメスをつかって今の医学でどうやって治す?心も身体も治療しなきゃならん(笑)。治療成績を上げたかったら治らん人はほっといて治る人だけ治してたらいいけど、そうはいかん(笑)。治らん人も毎日啓蒙活動しなきゃならん。カウンセリング料だけ別に請求したいくらいだ(笑)」
一言一句と言うわけではありませんが、大意はこんな感じだったと思います。
ある学生さんから相談を受けて、ふと思い出したので書いてみました。
何十年と最前線で臨床を重ねてきた先生のお話は頷けるところがありますよね。
身体だけでなく「治らない」と言う心の病気にならないようにしたいものですね。