不妊症⑥
今日は、検査のあとどのように治療を進めていくのかをお話していきます![]()
基本検査で異常が見つからなければ、排卵と射精のタイミングをより正確に合わせるタイミング療法をします。
だいたい半年をメドに、結果が出なければ次は排卵誘発(卵巣を刺激して卵胞を多く 成熟させる)をするという具合に、手段を変えていきます。
それを「ステップアップ治療」と呼んでいます。
それでも結果が出なければ、人工授精(精子を子宮に入れる)→体外受精(卵子に精子をふりかける)→顕微授精(卵子の中に精子を入れる)と、手段や方法をより高度なものに変えていきます。
ステップアップ治療というのは、ある治療をして、それに対して結果が出るかどうかで判断するもので、他の病気の治療とは根本的に違います。
どのくらいで次に進むかはドクターや患者さんによりいろいろですが、一般的に5~6周期でステップアップし、2年以内に結果を出すことが望ましいとされています。
ご参考まで![]()
康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
不妊症④
男女共に、何らかの原因があったり、中には原因不明であったり
一人ひとり違うので、その人に合った検査が必要になってきます![]()
本日は、女性の検査内容についてお話していきます![]()
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基本検査
超音波検査:腟内にプローブという器具を入れ、子宮・卵巣の状態をモニターに映して確認する。子宮筋腫の有無や、子宮内膜の厚さなどをチェック
ホルモン検査:血液中のホルモン値を測定することにより、排卵障害の原因や黄体機能不全などの有無などをチェック
子宮卵管造影検査:腟から子宮口にカテーテルを入れ、子宮内に造営剤を注入しつつX線撮影を行い、子宮の奇形や卵管の詰まりがないかなどをチェック
卵管通気検査・通水検査:カテーテルを子宮に入れ、炭酸ガスや生理食塩水を注入し、卵管がどの程度通っているかをチェック
フーナーテスト:性交後の子宮頸管粘液を採取し、精子が頸管内に入っているか、良い状態の精子がどれくらいあるかを顕微鏡でチェック
精密検査
子宮鏡検査:腔内の異常が疑われる場合に、内視鏡で子宮内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫などをチェック
腹腔鏡検査:おなかに小さな穴を2~3ヶ所開けて、腹腔鏡で卵管や卵巣の癒着の有無などをチェック
子宮内膜組織検査:排卵後に子宮内膜を採取し、着床に適している状態かをチェック
抗精子抗体検査:基本検査のフーナーテストで精子が見つからなかった場合、女性の血液中に抗精子抗体がないかどうかをチェック
まず「問診」が行われ、生理の状態や過去の妊娠・出産経験、生活習慣、これまでにかかった病気の有無などについて質問を受けます。
その後、「触診(内診)」で腟や子宮、卵巣の状態や痛みがあるかどうかをチェックします。
基礎体温をつけていらっしゃる方は、基礎体温表を持参されると良いと思います![]()
問診・内診のあとは、基本検査を行い、その結果何らかの異常が疑われる場合には、さらに精密検査を受けるという流れになると思います。
次回は男性の検査について更新しますね![]()
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不妊症③
さて、今日は男性側の原因について、お話をしたいと思います![]()
1 造精機能障害(乏精子症、精子無力症、無精子症、無精液症)
2 性交障害
3 性機能障害(ED)
4 精管通過障害
5 その他
があげられます。
日常生活でできる、気を付けることとして
まず、熱に弱い精子を守るため、膝の上にノートパソコンを置いて仕事をしたり
熱がこもりやすいブリーフを着用することは、出来るだけ避けることをお勧めします。
女性は体を温めたほうが良いですが、男性は温めすぎるとあまり良くありません。
そして、喫煙やアルコールも精子の状態に影響するので、妊娠が成功するまでは控えたほうが無難ではあります。
ご参考にしてみて下さい![]()
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