YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -151ページ目

関節リウマチ⑤【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢…

関節リウマチの診断基準

 

アメリカリウマチ学会(ARA、現在はACRと略す)の分類基準(1987年改訂)が、現在、関節リウマチの診断法として世界で一般的に使われています。
しかし、アメリカリウマチ学会の分類基準では、6週間未満でこれに基づく確定診断は不可能であるので、早期に診断するために、現在日本では、発症1年以内 の早期関節リウマチの診断を目的に作成された、日本リウマチ学会の早期診断基準(1994年)を使用し診断をしています。

 

①1時間以上持続する朝のこわばりが、6週間以上あること

②3関節以上の腫れが、6週間以上あること

③手関節または中手指節関節・近位指節間関節の腫れが6週間以上あること

④左右同じ関節に腫れがある(対称性関節腫脹)

⑤皮下にリウマトイド結節がある

⑥リウマトイド因子(リウマチ因子)陽性

⑦X線レントゲン検査にて、関節リウマチに特有の骨びらんが見られる

以上7項目のうち4項目以上を満たせば関節リウマチと診断

 

 早期リウマチの診断基準

 

①3つ以上の関節で、指で押さえたり動かしたりすると痛みを感じる

②2つ以上の関節で、炎症による腫れがみられる

③朝のこわばりがある

④皮下結節(リウマトイド結節)が肘や膝にみられる

⑤血液検査で赤沈20mm以上の高値、またはCRP陽性

⑥血液検査でリウマトイド因子が陽性

以上6項目中、3項目以上を満たすとき、関節リウマチと診断

 

また、倦怠感や微熱、食欲不振、体重減少といった関節以外の全身症状も初期のリウマチにはよくある症状です。

関節リウマチは、できるだけ早い時期に治療を始めることが望ましい病気ではあるのですが、よく似た症状がある他の病気との区別が難しいため、何度も検査をし、患者さんの自覚症状をきちんとお聞きした上で、いくつかの診断基準と照らし合わせて、一つの基準にとらわれず、総合的に診断して行きます。

 

MRIを取り入れたリウマチ早期診断予測基準

 

①自己抗体陽性:抗CCP抗体あるいはIgM-RF・・2点

②MRI画像所見:対称性手・指滑膜炎・・・・1点

③MRI画像所見:骨変化(骨髄浮腫あるいは骨侵食)・・2点 

上記3項目の合計点数が3点以上であれば、早期関節リウマチと診断

 

 

 

 

康祐堂あけぼの漢方鍼灸院

 

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関節リウマチの疑いがある場合、問診の後、まずこのような項目の血液検査をして関節リウマチかどうかを確かめます。

 

 

血液検査

 

項目 リウマチによる変化
免疫に関連するもの リウマトイド因子(RF) 陽性になる
抗シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体) ↑(上昇)
MMP-3(マトリックスメタロプロテアーゼ‐3) ↑(上昇)

免疫グロブリン

 

 

↑(上昇)

 

 

炎症に関連するもの CRP(C反応性タンパク) ↑(上昇)

ESR(赤血球沈降速度[血沈、赤沈])

 

 

↑(促進)

 

 

貧血に関連するもの 赤血球 ↓(低下)
Ht(ヘマトクリット) ↓(低下)
Hb(ヘモグロビン[血色素量]) ↓(低下)

血小板

 

 

↓(低下)

 

 

リウマチ以外の病気と区別するもの 抗核抗体(ANA) 陰性になる

 

 

 

 

 

血液検査のほかに、画像検査を行い、関節の状態や炎症がどの程度あるのかを調べます。

画像検査には、エックス線検査(レントゲン検査)、MRI検査、関節超音波(エコー)検査などがあります。

 

 

 

画像検査

 

エックス線検査(レントゲン検査)

基本的な画像検査です。エックス線撮影で、関節や骨の状態を確認します。

 

 

MRI検査

骨の状態を敏感に確認することができ、また滑膜や関節の周りの筋肉や靭帯、軟骨といった骨以外の組織の炎症や腫れを確認することができます。

早い段階での関節リウマチの変化や、関節リウマチの活動性(勢い)を評価することができます。

 

 

関節超音波(エコー)検査

関節の中で起こっている炎症をリアルタイムで確認することができます。骨の破壊も敏感にみることができます。

関節の中の血液の流れ方や滑膜の厚さなどがわかるため、関節リウマチの活動性の評価にも役立ちます。

 

 

 

 

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関節リウマチ③【大阪で鍼灸治療を受けるなら康祐堂あけぼの漢…

早期症状:関節リウマチの症状は、病気が進行してしまえば、誰がみても「リウマチ」だと言えるようになりますが、そのはじまりははっきりしません。

初期症状としては、なんとなく体が重く、微熱(37℃台の熱)があったり、食欲がなかったり、貧血ぎみであったりします。

さらに、境界のはっきりしない痛みやこわばりとともに知らないうちに発病していることが多く、次第に関節の腫れ、痛み、熱感といった関節炎の症状が出現してきます。

また、数は多くありませんが、急にたくさんの関節が腫れて痛くなり発病するものもあります。

 

関節症状:関節リウマチの症状は、朝のこわばりと関節を動かす時の痛み、圧痛(押さえると痛い)、関節の腫れが主なものです。

この際、注意すべきことは、関節炎(関節の腫れ)は、一ケ所のみでなく多くの関節を侵し、左右対称性に侵されることが多いことです(必ずしも同時期に左右の関節が腫れるわけではなく、右の関節の腫れと痛みが起こった後に左も腫れるというような具合で対称性に起こります)

侵された関節は、腫れて、熱があったり、水が溜まったりします。

症状が進むと軟骨や骨を破壊し、関節が変形したり、骨と骨がくっついて動かなくなったりします(骨強直)

ある種の変形は、リウマチに特徴的で色々な名前がついており、すぐに診断に結びつきます。

 

全身症状:貧血症状がでたり、体がだるくなったり、微熱がでることもあり、疲れやすさ、脱力感、体重減少、食欲低下がみられます。

症状は天候に左右されることが多く、暖く晴れた天気が続くときは軽く、天気が崩れ出す前や雨の日、寒い日には痛みが強くなります。

夏でもエアコン冷房の風が直接関節部にあたることなどで関節痛が強くなります。 

 

 

 

 

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