鎌倉の滝(GIFアニメ)

滝の位置とルート(地理院地図に情報追加)

 「鎌倉の滝」は宇陀市の滝の中でも好きな滝のひとつである。常時、それなりの水が流れているからである。初訪は16年前で、前回は2021年1月でYouTube動画も作成した。昔はこの滝の写真がすっきり撮れないイメージがあったが、現状の機材(PowerShotV1、G9PRO2+8-18mm)では特に問題はない。ただ、不動明王の撮影は忘れていた。

 さて、この滝のある川は何だったかはすぐに思い出せない。前のリンク記事では仮屋川と書いていた。地理院地図では記載がないので、どこからの引用かとネット検索してみる。ありゃ、琴引川としている方もいるではないか。これはおもしろい。

 川名の誤りは意外に多く、以前、榊原自然歩道の滝の話を書いたが、GoogleMapはまだ修正されていない。今回はまず廃版の山と高原地図「赤目・倶留尊高原」を見た。すると、下流は琴引川、上流は仮屋川となっている。「琴引峠」など名称も近くにあり、琴引という集落があることはここからもわかる。それでは、どこが琴引川と仮屋川の境界で、滝の位置はどちらが該当するかが問題となる。これを解決するのにいい写真があった。2009/12の白鳥神社前の白鳥橋の写真だ。ここが仮屋川であれば、滝位置は仮屋川になる。以下、調べたものを示すが、支流すべて仮屋川にしていい感じである。森林地図ハザードマップストリートビュー(横谷橋)

 

*室生村史(1966)P844:「・・・伝説によると、宇陀郡三本松村の琴引川に鎌倉滝という滝がある」

*あを越え伊勢表街道 : 伊勢参宮 初瀬街道 参宮街道(1989)P82:「琴引川の左岸に日本武尊を祭る白鳥神社がある」

→昔は琴引川で、今は仮屋川か?

  

          白鳥橋             白鳥神社

 行き方については、4通り考えられる。

 (1)白鳥神社から(初回のみ)

 (2)滝の南の集落から(地図参照でお勧め)         

 (3)滝の北から(我流天晴さん

 (4)未確認  

(2)のルート入口(やまなみロード)

駐車場所(コンクリート道は狭い。軽以外はきつい)

コンクリート道

直進

穴あり

直進

やや荒れている

降下ポイント(昔の写真の案内はなくなった)

斜面

徒渉

北條時頼が訪れた

 室生湖の近くの滝としては、「竜鎮滝」が雑誌などでパワースポットとして取り上げられるので、もはや観光滝になっている。また、大谷橋の奥の「黒滝」は滝名鑑4000(No.2598)に掲載されているので、訪問する滝屋さんをちらほら見る。一方、

黒滝の西にある「夫婦滝」はあまり行かれていないようだ。

 今回、注目したのはその夫婦滝の上流で、比較的大きな滝の存在を確認したので訪問することにした。夫婦滝の右を登っていくわけだが、難度はそれほどない。今の時期は水量が少ないが、黒滝以上に迫力があるので増水時は良い景観になるだろう。なお、山辺三の滝としては、「奈良県名勝志」に「富士瀑」(高さ四丈)が載っているが、これが該当するかはわからない。

 

夫婦上の滝

滝の位置(地理院地図)

等高線図(全国Q地図)

谷出合

今回の夫婦滝

2024/10の夫婦滝

2015/06の夫婦滝

 今日は1月4日。少し遅いですが、あけましておめでとうございます。年賀状には今年の行動として、「U:運を活かす M:もうはまだなり A:新しい事を始める」と書きました。3文字でかつ日本語なので、若干の手抜きです。

 さて、12月に調べた秘瀑の話をします。いつものように、全国Q地図を操作して、今田美津(コンター密)の場所を探しました。そして、奈良県川上村の中奥川支流で面白い場所を発見しました。大野谷です。谷名については、山と高原地図に掲載されています。オイ滝、ツボノ谷滝、大鯛滝などへの向かう大鯛林道の手前の谷です。等高線図からは下流に34m滝、40m滝の連瀑、上流には56m滝が確認できます。最初の滝まで距離が100mくらいなので、水量は少なそうですが、新年の「秘瀑に出会う!」として紹介の予定でした。大阪わらじの会の「台高山脈の谷(上)」にも記載されておりません。

 しかし、今年に入って報告例に気づきました。大阪わらじの会の方の沢、時々フリークライミングというブログです。日付けは2025/12/20でした。当たりの谷ということなので、増水後の訪瀑候補になりますね。

中奥川付近(地理院地図に情報追加)

大野谷下流(全国Q地図の等高線図)

大野谷上流(全国Q地図の等高線図)

 出会いはいつでも偶然の風の中・・・♪という歌のありますが、待っていてもいい出会いがないのが人生です。積極的に自分から行動を起すことが大事です。出会いの対象は人間のほかには、滝、もの、情報などがあります。今年出会ったものを少し振り返ります。

 人間・・・ほぼソロなので、会った方は地域の古老や山の所有者などでした。滝屋さんに出会ったのは過去に一人だけです。

 ・・・ネット上に写真がなく、落差の大きいものを文献や地図から探しました。

支流の水の少ないものが多いので、増水時が次の狙いになります。

 クマ・・・熊に出会った方は少ないと思います。私は奈良県上北山村の泉谷で親子熊に出会いました。

 ヤマビル・・・鈴鹿南部の安楽越南の岩坪川の探索時に、長靴にいっぱい入っているのには驚きました。花崗岩帯なので大丈夫と油断していました。

 撮影機材・・・Canon PowerShotV1。コンデジですが、1.4インチセンサーで画質もよく、NDフィルター内蔵なのでスローシャッターも撮りやすいです。16-50mmのレンズですので、滝全体を撮影するのによく、荷物の軽量化にも寄与します。ただ、歩き撮りはDJI OSMO Pocket3が強力なので、出番はありません。また、三脚ネジの位置やUSB-Cの規格を嫌う方もいます。

 有用なサイト1・・・全国Q地図。以前は奈良県森林地図でお世話になり、多くの滝を発掘しました。今はCS立体図や2m間隔の等高線図を活用しています。

 有用なサイト2・・・国立国会図書館デジタルコレクション。図書館に行って情報を探すよりは100倍くらい検索効率が上がります。登録して使って下さい。

 有用なソフト・・・画像位置情報取得ツール。これは以前紹介しましたが、スマホの写真の位置を地理院地図にプロットできるもので、滝へのルートの確認に役立ちます。

 驚いたYouTubeチャンネル・・・紀伊半島の滝をFPVドローンで飛ぶ

                  Mari3 Studio 

 

 皆様のお勧めの滝サイト(ブログ、インスタ、YouTubeなど)があれば、紹介いただけると嬉しいです。