(予想通り)長い間放置してしまったけど、遠い将来に今を懐かしむためにも何か書いておこうと思う。放置中に無事に滞在先も決まり、VISAも取得することが出来た。学校が始まるのは9月23日なので、今は新学期前の一休みの時期ということになる。こちらの気候は観測史上最高の寒さで、リゾートとしてのサンディエゴはあまりエンジョイ出来ていないけれど、米国の大学の新学期前の盛り上がりは存分に味わえている。

自分がInternational Houseという留学生のコミュニティに所属しているからかも知れないが、毎日何かしらイベント(バスツアー、海岸でのバーベキュー、屋外ダンス等々)やパーティが用意されていて、新しい友人を見つけられる機会はとても多い。

日本に比べてコミュニティは流動的で、毎晩違う学生と出会い、一緒に飲んだり騒いだりしているように思う。日本ではクラスやサークルといった特定のコミュニティ内で飲んで騒ぐことが多いけれど、こちらの雰囲気は少し違う。昨日は全学生を対象にキャンパスでダンスパーティが行われたし、イベントやパーティでコミュニティ外の学生が入ってきても基本的に問題無しである。

これはおそらく欧米のスタイルで、日本人にはなかなか適応しづらいところがある。自分の周りを見てみても、欧米の学生がいち早くこのスタイルに適応している一方で、中国や韓国、台湾、香港、日本の学生は少し戸惑っているかあるいは全く姿を見せない。特定のコミュニティ内のつながりが強く、その中で飲んだり騒いだりしたいというのはアジア地域の学生に共通した特徴なのかも知れない。

ちなみに、ここに来る前にYale卒の友人から「日本人は、何故海外で閉鎖的な日本人コミュニティを作ろうとするのか?」と聞かれたことがある。彼女曰く、韓国や中国人はコミュニティは作るものの外国人に対してオープンである一方、日本人のコミュニティは非常にクローズドなものであったらしい。しかし、ここUCSDの交換留学生を見ると、日本人コミュニティはそうクローズドなものでは無い、というか大したコミュニティは形成されていない(笑)むしろ逆で、他のアジアの国々の学生の方が彼女の指摘に当てはまるように感じられる。実際に、イベント等で人数が多いはずの中国人、韓国人を見かけることはあまり無い。まあ、かなりケースバイケースであるのだろうけれど。

9月15日にこちらに着いたから、今日で6日目である。学部の留学生やUCSDの新入生に影響を受けて少し遊び過ぎたかも知れない。先日バスで初対面のUCSD生と雑談していた時に、「ここの授業は本当に厳しいよ。冗談じゃなく本当に」とリアルな忠告を受けたのでそれを心に刻みつけて明日から新学期に向けて勉強モードに入って行きたいと思う。
今回は、中国での企業競争について、消費者レベルで感じたことについて書きます。

中国に行く前は、テレビや新聞、雑誌等を通して、日本の有名なメーカーが新興国や途上国でかなり苦戦しているという印象を持っていました。しかし、実際に中国に行ってみると、日本メーカーはかなり健闘しているということを知りました。もう少し客観的なデータをしっかりチェックしておくべきだっと反省させられました。

8月1日(日)に、世界遺産である天壇公園を訪れた後、中国人学生と一緒に北京の王府井にあるショッピングモールに行く機会がありました。王府井は、東京で言うと銀座のような場所で、多くの高級ホテル、高級ブランド店が軒を連ねています。ショッピングモールでは、多くの日本製品が並んでいましたが、テレビや新聞、雑誌を読んで得た印象から、サムスン・LG等の韓国メーカーが大きなシェアを持っているものだと思っていました。マスコミでは、韓国メーカーはマーケティング力と価格競争力で新興国・途上国市場を席巻しているという報道が多いからです。

しかし、中国人学生の話によると、薄型テレビではソニー、シャープ、パナソニック、東芝を始めとする日本メーカーの人気・シェアが高いということでした。実際に値段をチェックしてみると、32型で3500元程度、40型で6500元程度と、韓国メーカーと日本メーカーの価格差はほとんどありませんでした。中国人学生から話を聞く限り、日本メーカーは現地でのマーケティングに成功しており、価格競争にも負けていないとなれば、高いシェアを持っているということも頷けます。家電では、テレビだけでなくカメラでも日本企業は強い競争力を持っているようです。

一方で、主要な家電である洗濯機や冷蔵庫では、中国メーカーであるHaier(ハイアール)に大きく遅れを取っているようです。パッと見た感じ、日本のパナソニック等も性能やデザイン、価格で負けてはいないように感じられたので、現地でのマーケティングで劣っているのかも知れません。また、携帯電話でもやはりNOKIAやモトローラの後塵を拝しています。それらのメーカーは、価格が安く丈夫だと言うことで、ソニー・エリクソン等の日本メーカーよりも好まれる傾向にあります。パソコンを見ても、Acerを始めとする台湾メーカー、LenovoやHPとの競争に苦戦しているようでした。

このように書くと、日本メーカーは苦戦しているように見えるかも知れませんが、他に日本メーカーが優位を保っている分野は多くあります。電子辞書に関しては、北京最大の図書館でCASIOが大きく宣伝されており、人気もかなり高いようです。ピアノ等の楽器ではヤマハが強く、二輪車ではホンダ、車もトヨタやスズキ等が健闘しています。総合的に見ると、やはり日本メーカーの影響力は非常に大きいと言えます。

企業間の競争には関心があるので、今後中国にいる間、様々な側面から詳細を見ていきたいと思っています。
下記は北京滞在中の8月1日に書いたものですが、記録のためにここに載せておこうと思います。Harvard Business Schoolを卒業した方と6日間一緒に過ごして、多くの良い刺激を受けることが出来たと思います。


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学生団体のプロジェクトで北京に来ていますが、Facebookもtwitterもfc2ブログも使えません。ただ、大学院の後輩から聞いたのですが、 twitterで中国から蒼井そらへのフォローが殺到したことがニュースになっていたようです。後、良く考えてみればFacebookやってる中国人の知 り合いも結構いました。何か裏技でもあるのかな?

中国というか北京は、気候は最悪ですが、他は日本に似ていて過ごしやすいです。特に食事は、物価も安いし、おいしいし。

気候については、北京はこれまでに無い高温・高湿度のようです。常に霧がかかる程の暑さで、東京以上に不快で汗をかかされます。

後、移動がなかなか大変です。東京都は逆で、notコンパクトシティなので、かなり歩かされます。建物も、比較的低めな一方面積がとても広いもの ばかりです。しかも道を渡ろうとすると、日本の歩行者優先の常識は通じません。右折車・左折車優先の原則があって、これがかなり危ないです。でも現地の人 は上手く適応していて、車の間を縫いながら道を渡ります。また、道路の真ん中を悠然とあるく市民も居ましたが、一生真似出来る気がしません。


ただ、生活以上にあっちの学生との交流で刺激を受けています。

まず、中国人は英語が上手で歴史に詳しいですね。今日も有名な観光名所を紹介してもらいましたが、英語でガイドをしてもらうことが出来ました。

英語に関しては、中国では小学校から教えているようです。これまで、日本人の英語の出来なさは、言語の文法構造や発音のdisadvantage のせいであり、ネイティブの発音をほとんど聞くことの出来ない教育の質の低さのせいだと考えていました。でも、量的にも彼らより全然勉強してないと聞く と、上記のようなくだらない言い訳をしている場合じゃないなと思わされました。歴史やらの一般教養も、これまでもっと必死で勉強しておくべきだったと全力 で後悔させられます。

また、Harvard Business Schoolを最近卒業したベトナム人女性と一緒に行動していますが、彼女がとてつもなく優秀でびっくりしています。日本で言う「頭の良さ」は、しばしば 思考速度の速さを表しますが、彼女の優秀さはそれだけではありません。思考力はもちろん行動力、コミュニケーション能力、体力と総合的に物凄く高いレベル です。その優秀さは「学習の速さ」という点で日常生活に表れます。一緒に中国の歴史を見て回り、中国人学生から中国語を学び、精華大学の省エネ研究セン ターを回りましたが、どの場所においても最も多くを理解し多くの知識を得たのは彼女だったと思います。分からないことは徹底的に聞きますし、自らの知識を 総動員しながら的確な質問をします。理解したことについては周囲と共有しようとすることも忘れません。中国語の勉強では、知らない単語に出会う度に、中国人学生に意味を聞き、ノートに取り、繰り返し発音してすぐに覚えようとします。集合場所での待 ち時間では、その辺のバイクに乗ったおじさんに話しかけ、日常会話に慣れようとしていました(全然通じて無かったけどw)。もちろん、参考書を持ち歩き、 書面での勉強も忘れません。結果、北京に来て二週間とは思えない程の語学力を持っています。

まあ、こう書くと当たり前のように見えますよね。行動力、思考力、コミュニケーション力って日本でもよく言うし、積極的に質問しよう、本質をついた質問をしよう、とか良く聞く話だし。語学は五感全体を使って勉強しよう、とか実際のコミュニケーションが大事だ、とか。自己啓発書が好きな自分は飽きる ほどそういう言葉を聞いてきましたが、それは結局実行できないと意味がないんですね。しかも、表面上、上っ面だけ実行していてもあまり意味はありません。

彼女の場合、そういう行動・思考の方法が体の芯まで染み付いているようでした。それは確かな好奇心、問題意識に基づいており、表面上のものではありません。これにはかなり刺激を受けました。

中谷彰宏さんの著書に、学生時代には「これは、やばい!」という経験を積むことが最も重要だ、と書いてあったことを思い出しました。そういう体験 が一番の成長機会になるという意味でしょう。自分が彼女にこれだけ刺激を受けるということは、彼女が自分の目指したい姿に重なっている部分が大きいからな のだと思います。この成長機会を逃さぬよう、彼女に色々な話を聞き、真似出来るところは真似していこうと思いました。