子どもたちのスピードについて考える | いつも頭にサッカーボール 少年サッカースクール

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茨城県笠間市、筑西市、桜川市でY.S.S.サッカースクールを活動中。元サッカーライターが独自の視点で様々な角度から考察するブログです。

茨城県石岡市のサッカースクールYSSブログ

今日の交流戦を観ていて「スピード」について考えさせられました。このスピードとは単純な「よ~い、ドン」で走るかけっこのことです。なぜかYSSの子どもたちはこのかけっこ勝負が遅く感じます。もしかしたら対戦相手が速いのかもしれませんが・・・、もちろんサッカーの世界でこの単純な足の速さは武器にはなるのですが、YSSではそこはまったく考えずにいます。これはどの学年も共通の考え方で、あえてそこを求めないのはスピード(足の速さ)だけに頼るサッカーをしたくないからです。足が速い人が勝つのであればサッカーという競技はまた違ったスポーツになってきます。まずは基本技術を習得して、今まで離れていたスピードやパワーの差が縮まった時(追いついた時)に活躍できる選手になればいいという考えを持っています。ですので、相手よりも速く走ることではなく、相手を上回る個人技術の習得に力を注いでいこうと考えています。

ただ、走るスピードではなく体のスピード(賢く速く体を動かすこと)についてはこれまで通りあげていきたい部分ではあります。相手をはずして逆をとるのに時間がかかっていては相手DFに奪われる確率が高くなります。こういう瞬時に体が反応するスピードの部分(最近ラダーでトレーニングしている部分)は、可能な限り下の学年からでもあげていきたい部分ではあります。

そしてこれからは考えるスピードが要求されます。考える、判断する、実行するの中でも考えるから判断するの部分のスピードです。だからこそ、ボールを蹴り出す、相手など関係なしでボールを持って前だけに突っ込んでいく、つまりは考えることを放棄したサッカーはさせたくないのです。そういうことでは体格差があって勝利できたとはいえ、少年団などに所属していない3、4年生はそのあたりはかなりよかったと思います。