目指す「運ぶ」技術 | いつも頭にサッカーボール 少年サッカースクール

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茨城県笠間市、筑西市、桜川市でY.S.S.サッカースクールを活動中。元サッカーライターが独自の視点で様々な角度から考察するブログです。



週末のドイツ・ブンデスリーガで清武(ニュルベルク)、乾(フランクフルト)、宇佐美(ホッフェンハイム)がゴールを決めました。それぞれが特徴の出たゴールに思えました。その中でも個人的に乾貴士が決めたゴールに着目しました。

乾がボールをコントロールしてからドリブルを開始、そしてフィニッシュに至るまですべて右足でボールを扱っています。それでいてドリブルのスピードはトップスピード、かといってボールがあちこちに暴れるわけでもなく、しかも大げさなフェイントをしなくても実にスムーズに相手を抜き去っているのが分かります。

今、このスクールではこのような運ぶ技術の習得に力を入れています。得意な足の親指と小指を使った運ぶ技術、そして大事なのはボールを置く場所。相手選手1人目、2人目あるいはその先まで観ることができる場所、そしてなんでも出来る場所(右にも左にもどこにでも動かせ、インサイドやアウトサイドキック何でも使えるポイント)、そこにずっとボールを置き続けていれば自然と相手が体を傾けた(矢印を出した)瞬間にその逆をとるだけでいいのです。

この場面のドリブルでは親指で触れた瞬間に相手DFの体が左に傾いています。(つまりは矢印をだしたということ)次の瞬間に小指で押し出せば容易に相手の逆を取れるというわけです。右足の次に左足のドリブルではこういう具合にはいきません。理論上では成立するのですが、自分の体の軸を考えるとインとアウトを使った方がはるかに効率的に運ぶ時の幅を利用できるのです。

そのために必要なのはボールを置く場所、いい場所にボールを置いている選手は自然と顔も上がり、スピードのある、そして誰が見てもかっこいいフォームで運ぶことが自然とできるようになります。

この乾のゴールをイメージしながら「運ぶ」のトレーニングをしてみるといいかもしれません。ボールを置く場所は個々それぞれ多少違いがありますが、だいたいのポイントは同じです。(いつも練習の時に話していますので分かっていると思いますが・・・)