肘の使い方で、突きを、よけられにくくする方法 | 錬武体術 啓真道

錬武体術 啓真道

剣の理合を我が身に宿し、刃の斬れ味を源として、敵の無力化を学ぶ武道。

こんにちは。川村です。

肘の使い方で、突きを、相手にとって、よけにくくし、命中率を、上げることができます。

具体的には、拳ではなく、肘を、相手に向かって、弾き出す意識を、持ってみてください。

構えから、肘頭を、相手に向かって、最短距離で、つまり真っ直ぐ、弾き出すんです。

腕を、きちんと脱力していれば、ちゃんと、拳を当てることができますよ。


普通は、拳を強く意識して、突きをだしますよね。

この場合、無意識に、拳が、身体のどこよりも、微妙に先に、動き出します。

これが、武道・武術で言う、起こり、気配、具体的には、予備動作です。

この予備動作が、相手に、これから突きますよと、予告したのと、同じことになってしまうんです。

ところが、肘を意識した突きでは、拳が、先に動き出すことは、ありません。

肘が、一瞬先に、動き出すことになります。

拳ではなく、肘が、先に動き出すのも、起こりであり、気配、すなわち予備動作には、違いないんです。

しかし、相手は、拳を警戒していますから、肘が、先に動き出すのには、気づきにくいわけです。

突きを出すとき、肘を意識すると、拳には、予備動作が、表れないようにすることができるんです。


こうすると、相手は、こちらが突きを出すのを、予測できなくなり、いわゆる読みが、できなくなります。

相手に、こちらの突きが、飛び出す瞬間を、気づかせないようにして、反応を、遅らせることができます。

相手の、突きへの対処を、間に合わなくさせて、命中率を、上げることができるんですね。

ぜひ、試してみてください。

肘を意識すると、突きのスピードも、速くなることが多いので、試す価値は、大ありなんですね。



身体操作の妙を通して、達人の世界に遊び、ともに、深めていきましょう。



・ 川村義之の達人研究所(受付中!)NEW

・ 入会方法についてはこちら

達人の身体の使い方個別指導「研勢塾」 

東京都世田谷区代田5丁目35-30-101
(下北沢駅より徒歩2分)

・ 研勢塾 受講のご案内
・ DVD 
・ 受講生の声 
・ アクセス 
・ お問い合わせフォーム

・ 川村義之の達人研究所(受付中!)NEW

東京、都内、下北沢、新代田、池ノ上、渋谷、代々木上原、新宿、吉祥寺などからお越しいただいています。

合気・発勁・浮き身などの武術の極意を、マンツーマンでお伝えしています。