フルコンタクト空手ならではの無差別級でも、小よく大を制すが、実現しやすくなるんですね。 | 錬武体術 啓真道

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剣の理合を我が身に宿し、刃の斬れ味を源として、敵の無力化を学ぶ武道。

● フルコンタクト空手ならではの無差別級でも、小よく大を制すが、実現しやすくなるんですね。

こんにちは。川村義之です。

フルコンタクト空手では、胸と胸をくっつけるようにして、延々打ち合う展開が、珍しくないですよね。

これでは、体を痛めるばかりですし、なかなか決着もつかないです。

浮き身ができて、縮地法が使えると、この状況を打破できます。

どんなにフットワーク、ステップワークが、巧みな選手でも、できないことが、できてしまいます。

フットワーク、ステップワークでは、相手のサイドやバックに回るのは、極めて困難です。

相手を中心に、円弧を描いて動くんですから、当然ですよね。

自分は、大きく動かなければならないのに、相手は、ちょっとだけ、回るように動けばいいんですから。

また、フットワーク、ステップワークは、どんなに速くても、イチ、ニイのテンポにしか、ならないんです。

相手からは、イチで「行きますよ」、と合図されてから、ニイで移動してくる、そんな感じに見えます。

縮地法で移動すると、イチ!のテンポで、移動を完了させることができます。

相手が、アッ!と思ったときには、もう間合いを詰めて、目の前にいる。

あるいは、相手が、アッ!と思ったときには、死角であるサイドにいる、そういう動きです。

縮地法は、まず足裏にかかる荷重を抜いて、浮き身になることが、前提です。

足裏に、荷重がかかっていないので、床との摩擦抵抗が、極めて少なくなっています。

このようにして、普通の床面でも、氷上の、スケートに近い状態にして移動するのが、縮地法です。

もちろん、本当にスケートのように、滑ることも、ある程度までは、可能です。

同時に、足を滑らせなくても、片足が交互に軸にならないので、フットワーク、ステップワークに慣れた相手には、捉えるのが難しい動きです。

縮地法は、ただ間合いを詰めるだけではなく、死角に入るのに、有効な技術でもあります。

相手に、気づかれずに、死角に入ることができたら、打ち合わずに、一方的に、打つことができるでしょう。

延々打ち合う展開という、フルコンタクト空手につきものの状況を、回避できるんです。

長丁場のトーナメントでは、ダメージを少なくし、大きなアドバンテージを得ます。

スタミナのロスも、減らせますから、大番狂わせを、現実にできるわけです。

さらに、体の側面は、正面より、ずっと打たれ弱いですから、相手に、打撃を効かせやすくなるんですね。

元々、沖縄の空手は、このような戦い方をするものでした。

空手が、原点回帰することで、フルコンタクト空手ならではの、無差別級でも、小よく大を制すが、実現しやすくなるんですね。

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