先日、見慣れない電話番号から着信があった。
とりあえず出てみると、私が所有しているアパートの入居者さんからの電話だった。

内容としては、これから暑い夏を前に、
エアコンを交換しようと考えているとのこと。

ただ、どうせ交換するなら、
複数の部屋を冷やせるように大きめのエアコンにしたい という話で、
そうなると 電圧を100Vから200Vに変更する必要がある らしい。

入居者さんは管理会社にも相談したようだが、
管理会社からは「電圧変更は構わないが、退去時には元に戻してください」と伝えられたとのこと。
そこで、「退去時に元に戻さなくても良いか」という相談が私のところに来た。

私としては、
電圧変更を入居者負担で行う場合、退去時に原状回復してもらうのは原則  
という考えなので、その旨を伝えて電話を切った。

 

 

電話を切ったあと、ふと気になった。
そういえば、入居者さんは「エアコンの調子が悪い」と言っていたなと。
それは本来、オーナーである私が対応すべき部分だ。

そこで、こちらからもう一度電話をかけ直し、次のように提案した。

  • 調子の悪い元のエアコンは、オーナー負担で交換する
  • ただし「より広い部屋を冷やしたい」という理由であれば、もう1台エアコンを追加で設置する方法もある
  • 追加分のエアコンは 入居者負担で設置
  • その追加エアコンについては、退去時に取り外さず、そのまま置いていってもらって構わない
  • これなら電圧変更をしなくても済む可能性がある

家族と相談してもらい、管理会社へ改めて連絡してもらうようお願いした。
管理会社にも、こちらから提案内容を共有しておいた。

 

 

その後、管理会社から連絡があり、
元のエアコンの状態を確認したうえで入居者さんと話し合ってくれることになった。

最終的な結論としては、

  • 2台設置ではなく、サイズアップしたエアコンに交換する
  • サイズアップに伴う差額は 入居者負担
  • 電圧変更については、退去時に元に戻さなくて良い ということで合意

という形に落ち着いた。

 

 

翌日、入居者さんからショートメッセージが届いていた。

「このたびはエアコンの件でご対応いただき、ありがとうございます。
私たちの意見も組み入れ、最善の方策で対応していただくことになり、感謝しています。
交換時期も早急に対応していただけるとのことで、ありがとうございます。」

こうして、
入居者さん・管理会社さん・オーナーの三方よし  
という形でまとまり、結果としては良かったと思う。

 

 

なぜ入居者が私に直接連絡できたのか
 

今回のように、入居者さんから私に直接連絡が入ることがある。
その理由は、私が 全入居者に毎年、年賀状を送っている からだ。

2004年7月にオーナーになって以来、
新年には欠かさず年賀状を送り続けている。
そこには私の住所・電話番号・メールアドレスを記載しているため、
入居者さんが困ったときに直接連絡できるようになっている。

実際、これまでにも数回、
「管理会社に相談しても解決しない」という理由で私に連絡が来たことがある。
その際は、できる限り入居者さんの要望を聞き、
管理会社と調整しながら丸く収めてきた。

今回もその一つで、
結果としては良い方向にまとまったと思う。