西和賀日記660回「夏の花に気持ち涼む」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

まだ梅雨が明けず暑さと高湿度の西和賀地方ですが、今夏はエアコンをフル稼働でしのいでいます。

読書がはかどります。

 

 

県道1号の山伏トンネル開通式(1998年9月3日)を覚えている町民は多いことと思います。

この式典を終えて慰労会を楽しみに盛岡に帰った工事関係者が、夕方発生した地震の被害に右往左往したことが、雫石町立図書館で借りた本に手記として載っていました

慰労会の食べ物は災害対応の待機のための食糧になったそうです。

 

 

てなわけで、きょうはネタがないのでブログお休みのつもりでしたが、真昼温泉に向かう途中の町道で花を見かけて思い直しました。

ヤマユリ(山百合)が大きな花を横向きに開いていました。

この時期、一番目立つ花ですね。

 

 

緑濃い田んぼの傍らに鮮やかなオレンジ色のカンゾウ(萱草)が咲いていました。

図鑑を見たらヤブカンゾウ(薮萱草)のようです。

 

 

家庭菜園ではキュウリが次々と咲いて次々と実を大きくしています。

毎日キュウリをいっぱい食べて、カッパになってしまいそうです。

 

 

ゴーヤも黄色い花なんですね。

去年は栽培に失敗したので、この夏はなんとか自作のゴーヤでチャンプルーつくりたいです。

 

 

カボチャが大きくなってきて、もう少しで収穫するつもりですが、ここから動物との駆け引きとなります。

 

 

サワグルミの大木の根元を囲むアジサイの繁茂が旺盛です。

 

 

青い花の中に黄色いのがひとつ。

唯我独尊を主張しているようで、こういうの好きです。

 

 

山で見た花もいくつか…(7月16日に秋田県側の和賀岳登山道で撮影)

これはキツリフネ(黄釣舟)です。

細い花柄につり下がるツリフネソウ(釣舟草)の仲間で、あまり見かけない花です。

 

 

タマガワホトトギス(玉川杜鵑)は手のこんだ花火が炸裂したみたいな形です。

 

 

クガイソウ(九階草、九蓋草)は輪生する葉が特徴だそうです。

真昼山地を歩くようになって、前以上に花に目がいくようになりました。

なかなか名前を覚えられなくて、まだまだなんですけど…。 (7月21日)

 

 ※岩手県内陸北部地震・玄武洞崩落災害復旧工事記念誌「地球の鼓動との共生をめざして」(2001年、盛岡地方振興局土木部)