西和賀日記624回「にぎわった山人万博」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

西和賀町の南部、湯川にある温泉リゾート旅館「山人(やまど)」が15周年を祝って「山人万博」と銘打ったイベントを開催しました。

 

 

下前の高台にある「ふれあいゆう星館」に町内の味や創作などの事業者11人が出店し、キッチンスタジオでは美食を提供しました。

 

 

町内の工房は魅力的な作品を生み出していて、西和賀ならではの逸品ぞろいです。

 

 

「山人」の施設となった「ふれあいゆう星館」は改修が進んでおり、オープンキッチンはその目玉。

 

 

調理の音や香りや仕草がお客さんを楽しませておりました。

 

 

飲食スペースは終始にぎわっていました。

 

 

「山人」との関係が深い大野地区も米、みそ、麹で出店しました。

左草ブラウンスイス牧場、いちごバターのPinkies!など、西和賀ならではの逸品に出合える場となりました。

 

 

タケちゃんの店「33(トントロワ)」も出店しました。

炭火で焼くので外での開店となりました。

かなり知られてきた西和賀の山が香るソーセージです。

バッケやエシャロット、行者ニンニク、キハダ、クロモジなど、この近辺で採れる素材が隠し味になっています。

 

 

試食が子どもたちに喜ばれたり、その場で焼いて食べるお客さんとの味談義もあるバーベキュー会場となりました。

僕はというと、タケちゃんの手伝いでの参加でしたが、セッティングしたそばから缶ビールを開けて、焼きたてのソーセージをつまみに楽しんでおりました。

 

 

夏間近の緑の丘をさわやかな風が吹き渡り、飲んだくれおじさん至福の時を過ごすことができました。

 

 (会場に展示された「山人」のロゴの変遷。目立つロゴが最新のもの)

 

以前「山人」の館内を案内してもらったことがあります。

山深い温泉郷に落ち着きと気品ある空間を創出しているのでした。

来年5月オープン目指して男鹿半島にリゾートホテルを建設中だそうです。

髙鷹政明社長にその様子を写した動画を見せていただきました。

海に面した広大な敷地に「山人」の精神が根付いていくような印象を感じました。 (6月9日)