西和賀町の南部、湯川にある温泉リゾート旅館「山人(やまど)」が15周年を祝って「山人万博」と銘打ったイベントを開催しました。
下前の高台にある「ふれあいゆう星館」に町内の味や創作などの事業者11人が出店し、キッチンスタジオでは美食を提供しました。
町内の工房は魅力的な作品を生み出していて、西和賀ならではの逸品ぞろいです。
「山人」の施設となった「ふれあいゆう星館」は改修が進んでおり、オープンキッチンはその目玉。
調理の音や香りや仕草がお客さんを楽しませておりました。
飲食スペースは終始にぎわっていました。
「山人」との関係が深い大野地区も米、みそ、麹で出店しました。
左草ブラウンスイス牧場、いちごバターのPinkies!など、西和賀ならではの逸品に出合える場となりました。
タケちゃんの店「33(トントロワ)」も出店しました。
炭火で焼くので外での開店となりました。
かなり知られてきた西和賀の山が香るソーセージです。
バッケやエシャロット、行者ニンニク、キハダ、クロモジなど、この近辺で採れる素材が隠し味になっています。
試食が子どもたちに喜ばれたり、その場で焼いて食べるお客さんとの味談義もあるバーベキュー会場となりました。
僕はというと、タケちゃんの手伝いでの参加でしたが、セッティングしたそばから缶ビールを開けて、焼きたてのソーセージをつまみに楽しんでおりました。
夏間近の緑の丘をさわやかな風が吹き渡り、飲んだくれおじさん至福の時を過ごすことができました。
(会場に展示された「山人」のロゴの変遷。目立つロゴが最新のもの)
以前「山人」の館内を案内してもらったことがあります。
山深い温泉郷に落ち着きと気品ある空間を創出しているのでした。
来年5月オープン目指して男鹿半島にリゾートホテルを建設中だそうです。
髙鷹政明社長にその様子を写した動画を見せていただきました。
海に面した広大な敷地に「山人」の精神が根付いていくような印象を感じました。 (6月9日)