朝の庭から鳥の鳴き声が聞こえました。
きのう掃除して入居募集を始めた野鳥の巣箱に一羽のスズメが来ていました。
5分も6分もじっとしていて、相方を待っているような様子でした。
ここ数日、おいしいハムを楽しんでいます。
タケちゃん経営のシャルキュトリー33(トントロワ)の製品です。
シャルキュトリーは食肉加工の意味で、豚肉を使うことが多いようです。
工房は僕んちから歩いて5分くらいの「伯楽」という大きな家の中にあります。
写真はプティサレ。
イタリアで言うパンチェッタのことだそうです。
解説付きです。
厚くスライスしてフライパンで焼くとあります。
肉のうまみがジワ~っと広がりました。
「塩と少しの砂糖だけで14日間マリネして、3日間風乾脱水した非加熱商品」だそうです。
「タンパク質が旨み成分(アミノ酸)に変化するのをただ待つ、いさぎよい商品」との説明がますます食欲を誘います。
フランスを中華(チャーハン)で試してみました。
チャーシューより合う感じです。
パスタでもイケそうです。
まさかのプティサレ・ラーメン!
焼いてからトッピングしました。
この場合は、肉は細切りにした方がよかったかもしれません。
でも、プティサレだけをシンプルにかみしめるのが一番の食べ方でしょう。
ちょっぴりぜいたくな食卓でした。
夕方になって曇り空から雪が落ちてきました。
薪(まき)割り区長ことタツヤさんの庭で、雪が薪の破片(コロ=転)を覆い始めていました。
これを「コロかくし」と言うのでしょう(3月21日の第554回「コロかくしの降る日に」)。
一年分の薪を割るこの時期に降る雪のことだそうです。
「コロかくし」を窓の外に見ながら、少しだけ残っていたジャンボンブラン(フランスの「白いハム」)で晩酌にしました。
地元で採ったクロモジの葉とキハダの実で香りをつけているそうです。
西和賀の、沢内の、そして大野の味です。 (3月26日)