西和賀日記551回「グルージャ地元黒星」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

Jリーグ・ディビジョン3(J3)のいわてグルージャ盛岡が今季リーグのホーム初戦を迎えました。

 

 

相手はガイナーレ鳥取です。

グルージャは開幕から2戦をアウェーで戦い2引き分け(勝ち点2)とまずまずのスタート。

ホーム初戦に勝って勢いをつけたいところです。

 

 

試合前には秋田豊社長があいさつし、ホームスタジアムやクラブハウスなどの課題に触れながら、県民・サポーターに向けて「一緒に戦いましょう」と呼びかけました。

秋田は鹿島アントラーズ全盛期のころの不動のセンターバック。

元日本代表でも活躍し、そのプロフェッショナルなプレーぶりを僕もよく覚えています。

そんなスゴイ男が岩手で(今はクラブ経営で)奮闘しています。

 

 

試合は1-3で敗れました。

 (写真は深川④のFKが枠をとらえたがGKにセーブされ同点機を逃したシーン)

前半、鳥取がCKのこぼれ球をねじこんで先制。

後半、鳥取がカウンターのドリブル独走から強烈な2点目。

その直後、グルージャは交代出場のMF新里が豪快に決めて1点を返しましたが、終了間際には強風にGKとDFが見合ってボールの処理を誤り、無人のゴールに押し込まれました。

グルージャは3・4・3布陣で臨みましたが、1トップ気味のFWオタボーが厳しいマークに遭って機能しませんでした。

鳥取の短いパス回しと果敢なドリブルに守備陣が翻弄される場面が多く、味方同士の距離感や連携もよくありませんでした。

 

 

リーグ戦はまだ始まったばかりだし、先週のカップ戦ではJ2の栃木に勝ったわけだし、課題を修正し戦い方を磨いて次に向かってほしいと思います。

 

 

ところで、当ブログ548回(3月13日)に、鳥取戦は岩手県民として全面的にグルージャ応援できると書きましたが、鳥取が勝ったことにも、ちょっぴりうれしい気持ちがあるのです。

鳥取には親しい友人がいて、農業の手伝いに行ったり旅行の途中に寄ったりしたし、栃木SCがJFL(ジャパン・フットボール・リーグ=今のJ3の位置)の時にはガイナーレ戦の取材でも何度か行ったことがあって(鳥取の選手と一緒にサウナで汗を流したり…)思い入れがあるからです。

きょうの朝食も、友人が送ってくれた砂丘長芋がおかずでした。

鳥取から十数人のサポーターが岩手まで駆けつけて、声を限りの応援を続ける姿には胸が熱くなりました。

きょうのいわぎんスタジアムは2200人を超える人が集まったようです。

グルージャへの応援熱が全県的に高まることを願いながら会場を後にしました。 (3月17日)