西和賀日記472回「冷えたぞ!凍み大根」 | 西和賀日記 山・雪・味・人 楽しき農山村 

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奥羽山脈「真昼山地」に魅せられて65歳で岩手県和賀郡西和賀町に移住したおじさんの暮らしぶり

朝夕だいぶ冷え込んできました。

早朝、庭のサワグルミの枝にキツツキが来てケッケッっと鳴いていました。

 

 

「アオゲラ! 寒いんか?」

「おめえ、鳥を知らねえな」

 

 

昼になっても外は氷点下でした。

こんな日には辛ラーメンを食べたくなります。

豆腐を具にしてみました。

 

 

うまいかどうかよりも、体があったまるかどうか…です。

 

 

寒波が来る予報なので、凍み大根の第1弾をつくることにしました。

太田の名人に教わったつくり方です。

 

 

ピーラーで皮をむきます。

大根は2週間ほど前、ウチの畑で雪の下から掘り出しておいたものです。

小さなサイズなので縦半分に切りました。

 

 

干す時のヒモを通す穴を開けました。

 

 

ヒモを通せば準備完了です。

太田の名人のやり方は、もう干すだけです。

泉沢の名人は裏山の湧き水にさらしてから干すそうです。

インターネットには、ゆでてから流水にさらすなどと書かれています。

 

 

太田の名人は、水にさらすと大根の旨み・甘味が薄れてしまうと言うのです。

まず第1弾は、その論に従って、皮をむいただけで干すことにしました。

ただし、冷え込んでいないと失敗するんだそうです。

雪をかぶってもダメになるそうで、干し方に神経をつかうようです。

 

 

夕方、青空が広がりました。

まぶしい日没を見るのは久しぶりです。

あしたの予報は晴れマークが並びました。

朝は冷え込みそうで、凍み大根づくりには幸先がいいようです。 (12月20日)